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私はもう、口を開くのをやめる
1. 現状の吐露
私は急にひとりぼっちになった。
なぜそうなったのか、正直よくわからない。
だけど思い当たることはある。
私は喋ると、とことん理屈で押し通してしまう。
相手の意見を聞かないわけではないけれど、最終的には自分の考えを通そうとしてしまう。
それが原因だったのだろうと思う。
2. 感情を抑える理由
私だって感情はある。
ムカつくことだってあるし、イライラすることだってある。
でも、それを出して良い場面なんて社会にはほとんどないと思う。
むしろ、感情を抑えたほうが物事はうまくいく。
恋人との関係でも、友達との関係でも、仕事の場面でも。
感情を出せば一時的に楽になるのかもしれない。
でも、それが結局、相手との関係を壊してしまうこともある。
私はそれが嫌だし、怖い。だから感情は抑えるべきだと思っている。
3. 理屈を伝える難しさ
人は感情で動く。
でも、私は理屈で考える。合理的に行動することが正しいと思っているから。
けれど、いくら正しい理屈を伝えても、相手に理解してもらえないことがほとんどだった。
なぜ理解されないのか、どうして伝わらないのか。受け入れたくないのか。そもそも嫌われているから尚更なのか。
その繰り返しで、気づけば私の周りから人がいなくなった。
4. 決意
だから私は決めた。やめる。口を開くのを。
どうせ伝わらないし、どうせ理解されない。
だったら、最初から何も言わない方が良い。
感情を抑えて、理屈を語ることもやめる。
それが、私が同じ失敗を繰り返さないための方法だから。
5. 最後の問いかけ
だけど、時々思う。
感情を抑えて、口を開かずに生きていくことで、私は本当に大事なものを守れているのだろうか。
それとも、何かもっと大切なものを見失っているのだろうか。
どう思いますか?
感情を出さずに生きることは、正しい選択なのでしょうか。