『死ぬほど読めて忘れない高速読書』感想
※以前に投稿していた記事の再投稿です。
読み終えたので追記的に投稿します。
要旨としては前回投稿の通りです。「自身のインプット量を増やして高速に読む」というよりも、逆に「内容を取捨選択して本当に重要な箇所だけをインプットする」という意図を感じる手法です。そして、目的が明確化されていれば脳が重要な箇所を探し出してくれる、とのこと。いわば目的意識が引っ掛かりを作ってくれる感じですね。
今日読んだ部分に書かれていたことは、現実生活での具体的な活かし方・アクションプランにまで落とし込む手法に関してでした。
これはアウトプットノートを作るというもので、
・読書の目的と書名などを書く
・本のエッセンス=重要箇所を5~10の箇条書きで、各13~20文字以内でまとめる
・本のエッセンスに対応した具体的な行動プランを箇条書きにする(これも長文厳禁!)
という構成です。至ってシンプル、情報がギュッと濃縮されたノートです。
そうです、シンプルなんです。
…そして、シンプルだからこそ記憶に定着して、なおかつ実行に移しやすいのではないか?と気付きました。ノートをパラッとめくって、気軽に復習や進捗確認も出来ます。
本の内容の取捨選択も「覚えておくべき内容のシンプル化」と捉えることも出来ますし、この「シンプル化・シンプルさ」こそが高速読書とその後の行動プラン実行までのキーワードなのかもしれません。そして、シンプルだからこそ、著者が仰るように年齢・性別問わず誰でも出来る手法たり得るのかと思います。
高速読書の方法は多少の慣れや練習は必要そうですが、「その本を読む目的を明確化する」「本のエッセンスをシンプルにまとめてみる」「読書後の行動プランも箇条書きのシンプルなものにする」という点は読書法によらず重要なことのように感じました。これらは是非ともモノにしたいです。
ちなみに『高速読書』を題材としてアウトプットノートを早速書いてみましたが、エッセンスを「5~10の箇条書きで、各13~20文字以内でまとめる」のがなかなか上手く行かず…どうしても数が多く、長くなってしまいました。もっと取捨選択・シンプル化を極めていきたいものです。
以上、いわゆる速読法のようなノウハウ以上に大切なことを知ることが出来て、個人的には満足でした。この本を踏まえての今後の行動も着実に実行していきたいものです。