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『努力をやめるノート』読了&内容紹介

※以前に投稿していた記事の再投稿です。

『自分の本音と対話すれば最速で目標が達成される 努力をやめるノート』(著:ジョイ石井、フォレスト出版)を読み終えました。この本も個人的には非常に参考になる内容でしたので紹介します。

読もうと思ったきっかけ、目的

 Web記事で『シンクロちゃん』に興味を持ってAmazonで目次やレビュー内容を確認していた際に、「この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています」でこの書籍が目に入りました。
 タイトルに惹かれたので紹介文・レビューや目次を確認したところ、「自分の本音と向き合い、本当にやりたいことを自覚する」という点にピンと来ました。ちょうど「今やっていることは本当に取り組みたいことなのか?思考停止して深く考えているのを止めていないか?」という自問が度々頭をよぎる状況だったので、その答えを探すヒントにして、最終的なアウトプット・成果に繋げられたら良いな、と思って読み始めました。

本の要点 ※個人的な解釈です

 まずはじめに…
 本書を読むにあたり非常に重要なことですが、「努力をやめる=ラクをする」という意味ではありません。「努力する」「頑張る」「苦手を克服する」という意識無しに本音の欲求・願望の実現へひたすら突き進み、結果としてそれを手に入れる、という主旨です。
 そして、カギとなる「本音の欲求」に気付く・洗い出す方法として「エゴリスト」を書き続けることを紹介しています。「エゴリスト」とは、自分の欲求を書き綴るノートのことです。内容はシンプルで、以下の3つの問いに従って欲求を書いていくだけです。

"What do I want TO HAVE? TO DO? TO BE?"
何を手に入れたい?何をしたい?どうありたい?

 これを毎日続けることで、「自分の本心=建前や決め付けでは無い本当の欲求、本物の願望」が段々と見えてくる、ということです。
 そして理想的な未来の自分をイメージして、潜在意識に働きかける…それによって能力や情熱の「引き出し」、不要な言動やモノの「引き離し」、機会を捉える「引き寄せ」が起きる、という流れが生まれます。
 自分の内面からの欲求に従い、能力を総動員して情熱の思うままに行動する…その過程に「努力」という自覚は本人にはありません。

 また、エゴリストを月イチで振り返ることで、繰り返し登場する欲求の確認、欲求と行動のチェックなどの分析を行います。これを「チェック マイ エゴ」と呼んでいます。
以下、個人的に印象に残った部分を箇条書きでまとめました。

・「エゴリスト」を毎朝書く
  - 3つの問い掛け:"What do I want TO HAVE? TO DO? TO BE?"
   → 何を手に入れたい?何をしたい?どうありたい?
  - 時には親身に、時には客観的に
  -「ワクワクする感覚」に従って連想を膨らませる
  - 定量的に、具体的に「ワクワク」が最大になる箇所を探す
  (例:猫を飼いたい!→種類は?瞳や毛の色は?何匹?)

・高いセルフイメージ(≒自己認識)がエゴリストの効果を高める
  - 自己否定気味だと夢・希望・期待が膨らまない
   → 自分に期待できる状態を維持する
  - マイナスの感情も潜在意識に影響する
   → 幸せのハードルは低く、不幸のハードルは高く
   →「小さなイェス!」で幸せに、マイナスは「フン!」と鼻で笑う
   → ポジティブな状態を保つ!

・苦手意識のあるものは「欲しいモノ」をご褒美に設定する
  - 欲しいモノを手にした自分をイメージしてワクワクさせる
  - ワクワクして取り組んでいる時点で努力の意識が無くなる!

・エゴリストを月イチで振り返る:"チェック マイ エゴ"
  - 欲求の登場回数を集計して、本音度をチェック
   → 本音の欲求は繰り返し現れる
  -「欲求」に結び付く「行動」をしているか確認する
  - 反省1分、後悔NG!

・イメージンガー=イメージングを人生に組み込んだ人間になれ!
  -「未来の自分」をインプット!

読み終えて

 早速、エゴリストを毎朝書き続けています。最初は1ページに収まる内容でしたが、1週間も続けるとワクワクに従って連想を広げるコツが掴めて、多い時で4ページほど書き連ねることもあります。休日には1時間以上も夢中になって書き続けていました。書いている時は本当にワクワクして、眠気も吹っ飛びます。加えて、「こういう欲求が出てきた理由って何だろう」などと自問しながらメモをしているので、日記と同様に色々な気付きも与えてくれます。エゴリストを書く時間は本当に充実していて、非常に有意義です。

 また、10月末から書き始めたので、数日分ではありますが「チェック マイ エゴ」もやってみました。繰り返し出てくる欲求はまだまだ少なく、色々と散らばっている状態です。ただ、繰り返し出てくる欲求も確かにあり、「登山」「ハイキング」「旅行(瀬戸内海沿いを電車で!)」が頻出でした。旅行だけ妙に具体的ですが、これは「どこをどう旅行するのが一番ワクワクするだろう?」と連想したら出てきたものです。こんな感じにワクワクを具体的に膨らませていくとイメージも頭の中で創られるので、本当に楽しい気分になります。そのイメージを元にエゴリストにイラストを添えるとそれはもう楽しすぎます。ワクワクします。

 流石に書き始めて間もないので、自分の本音の欲求に気付いて思考・行動が変わっていくのはまだまだ先になると思います。ただエゴリストは無理なく楽しみながら続けられそうなので、継続していればいつかは辿り着くだろうという安心感を持てています。焦らずにじっくり内面を見つめて行きましょうか。

 なお、本書では潜在意識、およびイメージングも重要なキーワードでした。これらについても興味を持ったので、関連する知識や活用法を今後の読書で深めていこうと思います。『努力をやめるノート』の内容に対するフィードバックも何か見つけられるかもしれません。読書の複利効果!

 今回もアウトプットノートを作りました。既に行動プランの一部は実行済みなので、青ペンで書き加えています。



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