Turning point
最近、私の回りでは、空前のブームがある。
ブームと言っていいくらい、猫も杓子も、、、、
なんかディスってるみたいに聞こえるかな。
それは「起業」
それは「言うは易く行うは難し」の極みと、私は、信じていた。
「将来の夢は?」「なりたい職業は?」
の返答に「起業」なんて聞いたことなかった私の10代。とにかく私の想定と想像と夢の範疇には全くなかった。
「業を起こす」って、どういうこと?
自分の好きなものを紹介したり、売ったりするために、自分の得意分野、専門分野をサービスとして他者に提供するために、あるいは自分の所有しているものを他社に貸与するために、なんなら、私的な思想や概念すら売れる!!それは本つまり作家か、、、、とにかく、そのもろもろで「お金を稼ぐために、
「会社に入って、会社の一員になって、組織として、その目的を果たす」
のではなくて、
「起業する」んだって。
そういう発想が、そういう選択肢が、今、津々浦々みんなの目の前にあるんだって。
個人レベルの、市井の一個人にも。ええ、もちろん私にさえも。
「起業」を酔った勢いの「また言ってるよ」や単なる机上の空論ではなく、真に実在させるためには、クリアしなければならない手続きがあって、それが、想像通り、煩雑であったり、時間がかかったり、細かかったり、「お役所」の進捗状況や決まりごとに従わなくてはならなかったり、色々と、気持ち的にも物理的にもくじけそうになるトラップのようなのに何回も仕掛けられているのに、なのに、なぜか「起業する」ことへの高揚感と人生初の「最高取締役社長」の肩書へのモチベーションの爆上がりから、みなさん乗り越えられちゃうみたいで。
だから、とりあえず社名は決めて、「名刺」は一番に作った方がいい。
そんなこんなで、45歳にコンパスの芯を当てて、半径2歳くらいの同級生、そしてその伴侶、混み込みの面々が、いわゆる「人生の折り返し」地点みたいなのを察して、
「やらないよりやって後悔」にぐぐっと背中を押してもらって。
朝から晩まで、コロナにまつわるエトセトラに翻弄されて、
ふと一息ついて、コーヒーかなんかでのどを潤しながら、
多分考えちゃうんだろうな。
「このまま、あと何年、働くんだろ、
人生一度っきり、
何かでっかい、何かに、、、、」
だからか、税務署がめちゃくちゃ混んでます。ナウ。
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