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読書メモ①お金に強くなる本

 読書が好きで、年間100冊は読んでいるのではないかと思います。読書メモも兼ねて、読んで良かったと思えたものを記録します。

1.『今さら聞けないお金の超基本』

お金を機能別に章分けし、超基本からおさらいできる実用書です。

そもそものお金の成り立ちから、確定申告や税金、運用から保険までお金のことなら何でも載っています。基本中の基本なので、社会人なり立ての人や、結婚したての主婦向けかもしれません。ですがふと浮かんだ疑問をすぐ解決してくれるのでかなり便利です。

ただ、保険は結婚してからでいいとのワンポイントアドバイスが書いてあったのでそこに関しては納得できていません。(保険業界の身なので...)


2.『一般論はもういいので、私の老後のお金「答え」をください!』井戸美枝

上記の『お金の超基本』よりも老後資産形成に特化しています。

どうすれば年金を増やせるのか、そのための解決策をケース別で紹介しています。
「夫婦共働きの場合」「おひとり様の場合」「離婚した場合」等々大量にありますが、
どれも女性目線なので、男性が読むと少し置いてけぼり感があるかもしれません。

ただ、イデコとNISAどっちがいいのか問題や、老後2000万問題にも言及しており、細かい数字で試算してくれていたり、ねんきん定期便の見方等本物の資料も掲載してあり、かなり有難い内容になっています。

特に「イデコの年金受取or一時金受取どっちがお得か問題」に関しては詳細な図解があるので
銀行時代、手計算していた身としてはかなり便利だと感じました。


3.『お金ってなんだろう?』長岡慎介

「資本主義は果たして最善の試みか」という問いに対して、筆者は「イスラーム経済」にその答えを見出しています。

そもそもお金はなぜお金として成り立っているのか?という素朴な疑問から、イスラム教圏独自の金融のあり方まで、中学生にも分かるような易しい表現で書かれているのですぐ読めます。

イスラーム銀行の仕組みが面白いのでよかったらぜひ読んでみてください。

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