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読書メモ6・7月分

4月から本格的にステイホームが始まり、これを機に今年一年で100冊読もうと目標を立てました。もう9月になってしまいましたが、6・7月に読了した本を記録します。

1.『一般論はもういいので、私の老後のお金「答え」をください!』井戸美枝
2.『神メンタル「心が強い人」の人生は思い通り』星渉
3.『最高の体調 ACTIVE HEALTH』鈴木祐
4.『最短で目標を達成する!PDCAノート』岡村拓朗
5.『脳が冴える15の習慣』築山節
6.『心配事の9割は起こらない』枡野俊明
7.『成長マインドセット』吉田行宏
8.『モチベーション革命 稼ぐために働きたくない世代の解体新書』尾原和啓
9.『営業 野村証券伝説の営業マンの「仮説思考」とノウハウのすべて』冨田和成
10.『漫画バビロン大富豪の教え「お金」と「幸せ」を生み出す五つの黄金法則』ジョージ・S・クレイソン
11.『Happiness is...幸せを感じる500のこと』リサ・スウェーリング
12.『今やる人になる40の習慣』林修
13.『さあ、才能に目覚めよう』トム・ラス
14.『Love理論』水野敬也
15.『孤島の鬼』江戸川乱歩

ジャンルにとらわれず、漫画も含め色々読んできました。ビジネス・自己啓発系が多めですが、このジャンルは「仕事が速くなる〜つの法則」「人生がうまくいく〜つのこと」等々、同じ話を手を替え品を替え表現を変えて書かれている事が多いと感じます。その中でも、これは違うと思ったものがあったので紹介します。

数あるビジネス書の中でも、本作は大変勉強になりました。タイトルの通り、営業のノウハウを1から10まで丁寧に説明してくれており、営業初心者の人でもすぐにやり手営業マンになれる方法が順序立てて書かれています。

本作のテーマは「仮説思考」。自分が営業をかけられる側だと仮定して考え、現場で試し磨いていったやり方を紹介しています。
元々成績の悪かった著者が、この仮説思考と出会い、どのようにしてトップに上り詰めたかが描かれていますがこの「仮説思考」がすごい。

「顧客の味方とは何か?」「役に立つとはどういうことか?」というシンプルな問いを何度も掘り下げ因数分解することで、ボトルネックを解消していき、効果的な方法のみを吸収していく。この因数分解の細かさ、深さが著者の圧倒的な成果を生んだ要因であり、著者の強みであると見て取れます。

新規開拓1つを取っても、まずリスト選定から仮説思考が始まります。会社から渡されたリストを上から順に潰していくのではなく、「良い顧客」とは何か?を仮説思考を用いて因数分解し、売上は?会社の規模は?株主構成は?と、徹底的にカテゴリ分けしていきます。規則性が見えれば即検証。目に見えるものすべてに「仮説」を立て、検証する。このストイックさが結果を生むのだと分かります。

量をこなしていた人、上から順にリストを潰していた人、とにかく足で稼いでいた人には目からウロコの内容だと思います。これから営業職に就く人も、ベテラン営業マンも一度読んでみてほしい一作です。



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