ビジネスケース　キーエンス：驚異的な業績を生み続ける経営哲学

キーエンスの経営哲学「最小の資本とヒトで最大の付加価値を上げる」

新たな価値をなるべく多く創造する事が社会貢献と考えている。

高価でも顧客が買ってくれるものとは、一般的にはこの世にほかに存在しない商品。

創業以来、貢献度が低いのに多大な成果を主張する事や不労所得を得ることはよくないという企業文化。

価値創造のカギは世の中にない商品によって顕在化していないニーズを発掘する事。

徹底的に考えることが要求される企業文化。事務員に至ってもコスト削減や改善案を求められている。そのために新入社員のころから業務の目的を理解し、徹底的に考えて行動することを求めれられる。
目的を理解せず改善もコストダウンもない。

営業部隊は自社製品の単純な売込みではなく、顧客の現場と事業を理解し、問題点のソリューションを顧客に提案する事が求められる。
直販営業体制をとっているために、ニーズの発掘も同時に行える。

ある会社で実績が積めてくれば、顧客側から解決策を相談される。

従業員には毎月の業績賞与が与えられ、常に自分の仕事の評価を受けられる。

付加価値への感度を上げるには時間への意識を高めることが重要。

自分の評価は自分の仕事のプレゼンテーションによって決まる。