購入翌日にスマホの電源ボタンを陥没させた話

こんばんは。寺内温子です。

もう日付が変わってしまったので昨日のことになりますが、購入したばかりのスマホを取り落としてしまい、不幸にも打ち所がわるかったらしく、なんと一発で電源ボタンが陥没してしまいました😭

夕飯を作っている最中に、レシピを確認しようと思って手を伸ばしたところ、取り損ねて落としてしまったのです。

ボタン押下は不能になり、再起動画面がループしてどうにもならない状態に……。

翌日に大事な用事を控えており、連絡手段がないと非常にまずいことになってしまうので、長女には未完成の夕飯を食べてもらい、2人の娘を連れて最寄りのスマホ修理店を目指し、電車に飛び乗りました。

今日は長女が保育園からの帰り道、マンホールをたどりながら自力で頑張って歩いてくれて、いつもよりも順調に夕飯作りに取り掛かれたのに、こんなことになるなんて…。

バタバタと中途半端な夕飯を食べさせることになってしまった長女と、抱っこ紐で長時間連れ回すことになってしまった次女に、「ママ、スマホ壊しちゃったんだ。いまから電車に乗ってお出かけしてもいいかな？疲れてるのにごめんね」と謝ると、長女は、「ママ、大丈夫？」「ママ、電車、見に行くの？」と、笑顔で訊いてくれて、次女も抱っこ紐の中からにこーっと笑いかけてくれて、それだけでなんだか涙が出そうになりました。

最悪、購入後1日での買い替えも覚悟しましたが、修理店のお兄さんがとても親身になって相談に乗ってくださり、修理も50分かけて頑張ってくださって、無事に元通りになりました。

娘たちがケガをしたわけでも病気になったわけでもなく、ひとまずみんな元気でいられていることを有り難いと思わなきゃ、機械の故障はお金で解決できる問題なんだから、もしも直らなくても潔く諦めようと思っていましたが、いざ直らないとなったらきっととても落ち込んだと思うので、即日で直してくださる場所が近隣にあったことに、感謝の気持ちでいっぱいになりました。

お兄さんには、狭い階段を通ってベビーカーを運ぶのも手伝っていただき、ほんとうに頭が上がりません。

もう故障はまっぴらごめんですが、それでももし運悪く二度目があったら、また今日のお兄さんに修理をお願いしたいと思いました。

帰り道、長女がベビーカーから身を乗り出すようにして、「あ、おつきさま！おつきさま、きれいねえ。おつきさまバイバイ！」と大声を上げていました。

冬のキンとした空気を、切り裂くような白い月光がとても美しく、いろいろあった一日ではあったものの、お金で解決できる悩みは、やっぱり取るに足りない小さな悩みだなと、あらためて感じました。

いつもより就寝時間が遅くなってしまった娘たちが、朝までぐっすり眠れますように。

今日はポンコツ母ちゃんについてきてくれて、ほんとうにありがとう。