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【呉】食がおいしい編:広島県呉市は「観光・食」の街

前回記事で、製造業で栄えていた呉市が産業都市からの転換に失敗して衰退しつつある状況ですが、<呉はポテンシャルがある街>であり、観光名所・食もおいしい名物も結構あり、まずは「観光名所」紹介した内容を掲載させていただきました

今回は第2弾、「食がおいしい編」ということで、呉に来たらこれを食べたほうがよいという名物を紹介します

福住フライケーキ 呉市中通4丁目12−20

一言で言えば、「出来たてのあんドーナッツ」でしょうか
揚げたてはサクサクした香ばしい生地としっとりした「あんこ」がマッチしてとってもおいしいです

揚げたては絶品です

メロンパン 呉市本通7丁目14−1

以前、記事で紹介したメロンパン
店舗は呉市中心部から少し離れています
若い方なら、ギリギリ歩ける距離かな
ラグビーボールの形のパンで生地は表面サクッと中はしっとりしており、カスタードではない独特の餡が特徴です
メロンパン以外にもパンの種類は多々あります

呉のパンといったらこれ!

③呉冷麺<珍来軒さん> 呉市本通4丁目10−1 藤盛ビル

お店の外観だけの写真で恐縮です
お店で食べたことはないですが、パックの調理麺で食べたことがあります
あっさりしたスープが麺によく絡みます
一言でいえば、酢醤油やごまだれとは違うここだけの冷麺です

呉冷麺で有名な珍来軒さん

④海自カレー

大分前に、呉ポートピアという公園の軽食屋さんで食べた記憶があります
毎週金曜日に各基地や艦艇で提供されるカレーですが、そのカレーの作り方を呉海上自衛隊の給養員たちが呉市内の飲食店に伝授して、ご当地グルメとなりました
てつのくじら館等、観光地に併設しているレストランにある印象です

屋台 呉市中央3丁目11−18一帯

呉も福岡市中洲の規模ではないですが、市役所近辺に5〜6軒18時頃から出ています
お店とは違う風情が滲みます
薄暗い雰囲気が何とも昭和だったり、初めて会うお客さん同士で少し話をしたりと、賑やかではなく心地よい
それが呉の屋台の特徴かな

こここの空間だけ昭和です

⑥居酒屋 <第一さんとり さん> 呉市本通3丁目2−4
大体の居酒屋は魚、刺身も鳥串と何でもありますが、早くからそのような形態で営業していたのが、呉の居酒屋と聞いたことがあります

「生け簀もあって串も提供する」それが呉の居酒屋の特徴です  

あまり知られていませんが、呉は「鳥皮みそ煮」も有名で、酒のあてにはぴったりです

呉でお昼から営業している居酒屋「第一さんとり」さん 鳥皮みそ煮が美味しい

広島市から少し離れたくらいに位置し、半島とまでにはいかないにしろ入り組んだ地形にある都市で、旧海軍都市(現在も海上自衛隊の街)でもあって、そこから文化・教養も得ることも出来るので、他の本州の街と比べると独自の発展をしてきたと思います
(何となく横須賀に通ずるものがあるかもしれません)

また、呉は、今回紹介した「観光・食」以外にも、漫画やアニメ映画で有名な作品「この世界の片隅に」の舞台でもありますし、海軍時代の集会所だった建物「青山クラブ」や入船山公園にある「旧呉海軍工廠塔時計」などと云った近代史的な遺産など、広島県に住んでいる私でも未知の部分が多く、探せば探すほど興味深い街であります

皆様もぜひ、一度は呉に行ってみてはいかがでしょうか

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