終わり良ければすべて良し。
ます。
ます。
ます。
‥‥‥
同じ文末が続くと、なんと単調なのだろうか。
以前に書いたブックレビューにもあったけれど、やっぱり文末は大切だ。
語尾はいろいろある。
ですます調がある。
その名の通り、「です」「ます」がまず思い浮かぶのではないだろうか。
そうしているうち、気づけば
「です」「です」「ます」。
「ます」「ます」「です」。
‥‥‥
2パターンしか出てこない…。
でも、こうして書きだしてみると、意外といろいろあることに気づく。
これだけではない。たとえば「ません」「か」と、2つを組み合わせて使うこともできる。
だである調も、以下のようなものがある。
こちら組み合わせて使えば、パターンは増える。
たとえば「~ただろうか」など。
実はいろいろある。
実は混ぜてもアリ。
特にWeb記事なんかだと、「ですます調」と「だである調」は混在させない、文末はどちらかに統一する、というのが暗黙のルール。
学校でも、そんな風に指導されたようにも思う。
けれど、二つを混ぜ合わせて使う作家もいる。
「文章読本」の谷崎潤一郎氏でも混在させているので、きっと間違いではないんだろうな…という気がしてくるから不思議だ。
これを見ると、もちろん、「ます」に置き換えても問題はないだろう。
でも、だである調にすることで、全体が引き締まってすっきり見えるように思う。
工夫次第で、混在させて何だかしっくりくる。
「SEOがーーー」
なんて声も聞こえてきそうだけれど、
文末表現に遊び心を加えて、表現豊かにしてみるのもおもしろい。
終わり良ければすべて良し、である。
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