文章には正解がない。
私は、noteで文章の書き方についてだったり、
ブックレビューだったりを書いている。
そんななか、よーくよーく考えてみると、
文章の世界って
算数みたいに確かな正解がない。
今日は雨だった。
今日は、雨だった。
今日は雨、だった。
例えば読点だって、
どれも間違いとは言い切れない。
今日は雨、だった。
なんて、読点が入ることで少し抒情的になるじゃないか。
なんだか素敵じゃないか。
文章をチェックしていると…
最近は他のライターさんが書いた文章をチェックする仕事が多いのだけれど、文章をチェックしていると、ついついかっちりめの句読点を打ちたくなる。
でも、それって私の中の「正解」であって、
他のWeb編集者さんだったら違う添削をするのだろうし、
私の添削を「違う」という人だっているのだろうし。
だから、最近、すごく「難しいな」と思いながら文章と向き合っている。
100点でなくてもいい
100点を目指そうとすると、とてもしんどくなる。
だから、目指さなくっていい。
と、自分に言ってみる。
100点に近いところまでたどりつけるよう、文章と向き合ってみる。
小説家だって十人十色。
「好きな小説家は誰ですか?」
と100人に聞いたら、皆の答えなんてほんと人それぞれだろう。
好みも千差万別。
完璧を目指さなくてもいいから、
正解に近いところあたりまで、たどりつけるように。
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