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子どもの習い事。やりたいこと、やらせてる?

夏休み最後の9月1日、朝日新聞のイベントで小5の長男と「作文・スクラップ教室」へ出かけてきた。

東京大学教育学部卒・同大学院修了、教育アドバイザーの清水章弘先生が登場する動画を見ながら子どもと一緒に新聞の耕論をスクラップし、その内容を読んで200字でまとめ作文(自分の意見含む)を書くという内容だ。

テーマは「子どもの習い事」。

耕論はママタレの小倉優子さんの文章だった。

耕論の内容を簡潔にまとめると、
「子どもの習い事は自分でやりたいと思ったものをやらせている。
親がやらせるものではなく、自分で選んだ習い事は、生き生きと楽しそうに取り組んでいて、親としても嬉しい。」

といったものだ。
それに対して子どもが、その内容について賛成か反対か、その理由、背景、結論を200字でまとめる。

これがなかなか難しい。

今回はその難しさより、「習い事は自分で選んだものがいいかどうか」にスポットを当ててみたい。

我が子は賛成か反対か…。

我が家は主人が習い事を選んでいるような節がある。
私としては、好きなことをやらせたいのだけれど、主人は
「子どものうちにとにかく一生懸命何かに取り組ませたい」のだそう。

「それって、好きなことの方がいいんじゃない?」と思うのだけれど、
内容は重要ではなく、その向き合い方なのだとか。‥‥‥。

長男のまとめ作文を横からこっそり見ていたら、
「好きなことをやったほうがいい」だった。
ゆうこりん賛成派だ。なるほど。

理由・背景としてはこんな感じだ。
・お父さんに言われてはじめたミニバスはあまり好きではなくやめてしまった。
・スイミングはタイムが速くなるのが嬉しくて続けられている。
・だから、子どもが好きなことを習い事にやった方がいい。

そんなことをまとめて、最後
「タイムを縮められるようこれからも頑張って続けていきたい」
といった形で締めていた。

ちょうど一番前に座っていたこともあり、
マイクを持って発表することになった長男。
人見知りの長男が一生懸命作文を読んでいるのを見て、
少しほっこりする私だった。

のびのび、生き生き。

子どもには、習い事を「ムリに続けるつらいこと」とは思ってもらいたくない。
のびのびと楽しく、笑顔で向き合ってほしい。

今回はまとめ作文の学びだったけれど、
「習い事」について深く考えさせられた一件だった。

長男にも一つのよい思い出になっていたら嬉しいのだけれど。

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紡/Tomomi Sugimoto
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