物件探しで台湾文化を知る。カルチャーショックが多すぎるぞ台湾w！！
大家好
今はまだホテル暮らしが続いておりますが、
子会社設立に伴い台北での新居の物件探しも始めています。
今回は新居探しで国の違いによる常識の違いが面白かったので、
まとめてみようと思います。
まずは自分が探している新居は賃貸であり購入ではありません。
多分台湾に仕事で来られる日本人の多くは賃貸ではないかと思います。
しかし台湾の不動産の多くは販売であり賃貸物件は少ないです。
そして台湾の不動産はめちゃ高いです。これは自分の感覚ですが、東京と同じか1.3倍位の価格じゃないかと思います。そもそも台湾の人は投資で物件を買う人が多く、ある程度の広さがある多くの物件は億はします。
さて物件探しについてですが、先ず台北で物件を探す時にはみんなが591というサイトで探します。
ここには台北の多くの物件が掲載されており、みんなここのサイトをチェックします。
正直日本人の自分が見たここのサイトはイマイチです。
何がイマイチかと言えば掲載されている写真の質が悪い。
しかも重要な部分が写っていない写真も多い。
さらに図面などもないのでイメージがつきづらい。。
無い無い尽くしです。
さらには部屋の広さはマンションの共有部を含めて表示になっているので、全く広さがわからない！w
でも良いところもある。
決まった物件はすぐに見れなくなる。ビックリするくらいすぐに。
ここは日本より断然良い。
ここまでは賃貸不動産サイトの話だけど、次は賃貸不動産の話です。
まずビックリしたのは、日本では5階以上の物件にはほとんどエレベーターが付いている。
でも台北は10階以上の物件でもエレベーターがない物件も多くある。
登山が趣味の俺でもさすがに10階以上はきつい！w
そして台湾の物件は部屋ごとにオーナーが違い、それぞれが主張した部屋作りになっている。ベランダであろう部分に屋根と窓を付けて部屋にしたりしている物件も。もちろん違法建築ですw だから、同じマンションでも全ての部屋は中の雰囲気が全く違う。
なので、探すときはマンションで探すのではなく部屋で探す。です！
さらには物件の生活動線があきらかにおかしい。
多少しっかりした物件でも、冷蔵庫がキッチンからかなり離れた場所にあったり、キッチン台の背中が階段だったり、キッチン台に洗い物のシンクと洗面台が横に並んで設置していたり、シャワー浴びたら便座に水が直撃するのにシャワーカーテンを付ける部分もなかったり、広く綺麗な部屋なのに、玄関開けたら横がシャワーだったり。
言ったらキリがないくらいあります！
日本の常識と台湾の常識は全く違うので、カルチャーショックです。
とにかく台北での賃貸物件探しは運と運命の出会いを待つしかない。
ちなみに内見しに行った賃貸物件の１つだけど、
どうもマンションの3、４、５階が全部キリストの教会が持っている物件だったみたいで、週末は爆音でお祈りがあり、契約書に「オーナーが予告なく自由に部屋に入れる」という文言が記載されていたみたいで、本当に気をつけないと面白いくらい変な物件があります。
最後にかなり驚いたことがもう１つあります。
台湾ではマンションの売買された金額が法律で見れるようになっている。
例えば、２階は１億3000万円で売買成立し、３階は1億4000万円、でも4階は1億で売買成立しているなど、全部がネットで公開されている。
しかも誰でも簡単に見れる。これは中古物件でもそうだ。
だから吹っ掛けた値段などは提示できないし、値段交渉にもなりそう。
日本では幾らで売りに出ているかは見れても、最終決定の値段までは公表されていないと思う。
これは正直ビックリした！
台湾で物件を探すときは、楽しむ気持ちで探してみると良いかと思います。
物件探しで台湾文化を知るでした。
