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ベスト記事たち

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#エッセイ

辛い就活の中で見つけた楽しみ方

私にとって、就活は辛い思い出だった。振り返るにはだいぶ年月が経ってしまったけど、大変だった、という全体的な感想は今も胸にある。思い出タイムラインにタグ付け機能があるならば、就活についてたハッシュタグは#後悔、#しんどい とかだろうな。 ↓辛かったことを書いた記事 タグ付けするとその思い出をカテゴリ分けできて便利だけど、細かい部分もタグに引っ張られて全部が辛かったような気がしてくる。 インスタのアーカイブを遡って思い出した。私は辛いながらも就活というイベントを楽しもうとし

春らしさを迎えに行く

春一番・花粉・店頭に並ぶ春服たち。「あ、もうすぐ春かぁ」と、春の予感を感じさせてくれるあれこれ。その筆頭である、桜。その中でも特に早く咲き始める河津桜を、週末に見に行った。私、はじめての河津桜。 友人も私も車の運転が得意ではないので、バスツアーで参加。 お昼ご飯→いちご狩り→河津桜、というスケジュール。 前の日にスタバ(エスプレッソショット追加)を飲んだおかげでほぼ眠れなかった私は、バスの道中はほぼ全て寝ていた。車の揺れって心地よくて眠くなる。気づいたら目的地についていた

自然の中で過ごす宿、梢乃雪

noteのお題で、「#泊まってよかった宿」というものを見つけた。すぐにいくつかの宿が思い浮かんだので書いてみようと思う。コロナが落ち着いたらまた行きたい。 余談だけど、最近「コロナが落ち着いたら」という前置きが「行けたら行く」みたいな意味に思えてしまう。私は本当に行きたいのに、コロナが落ち着いたら、なんて日が来るのだろうかと一瞬不安になる。余談終わり。 喧騒から離れて、宿での時間を楽しむ。そんな宿が長野の小谷にある。長野に旅行に行ったというよりも、その宿に行った、という表

好きの中に自分を見つける

身につけているものや部屋に置いてあるもの。これらは多分おそらく、その人が好きなものだ。少なくとも嫌いなものではない。嫌いな服をわざわざ着ないし、見るだけで心が疲れるような本を部屋においたりしない。 自分が選ぶものは、自分の価値観に合っているもの。 つまり、自分の好きなもの=自分の価値観、ひいては自分自身とも言える。 物を選ぶのには理由がある。 好きな色だから。カラフルで気分が上がるから。シンプルなデザインで心が落ち着くから。かわいいキャラクターが書いてあって癒されるから。

似合う服と好きな服

自分が着る服について、ずっと迷走していた。私服OKな高校に通ってたこともあり、周りの人はおしゃれな人が多かった。服にお金をかけるなら、好きなアーティストのCDやライブ代に充てたい!という価値観だったので、ユニクロのワゴンに入っている安い服を定期的に大量買いして日々の通学を凌いでいた。あのとき、もっといろんな服にチャレンジしておけばよかった。自分がおしゃれな服を着るなんて器じゃない、と服を着るのに器が関係あるのか分からないが、そう決めつけてチャレンジしてこなかった。 社会人に