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【ChatGPT】に聞いてみた雑学マガジン第五百六回『外言と内言』

特に目的があるわけではありませんが、最近話題のChatGPTにロールを与えて面白く解説してもらっています。
今回も、わかるようなわからないような感じに仕上がっておりますので、勉強されたい方は専門書をお読みください。
個人的に面白かったロールで続けていますのでご了承ください。


外言と内言とは?

心理学における「外言」と「内言」は、主にロシアの心理学者レフ・ヴィゴツキーによって提唱された概念です。これらは、言語と思考の関係に焦点を当てた彼の理論の一部です。

外言(External Speech)

外言とは、他者に向けて発せられる言葉、つまりコミュニケーションを目的とした言語です。私たちが普段会話をする際に使う言葉で、他者に情報や感情を伝えるための手段です。外言は、社会的な相互作用を通じて発展し、特に幼少期には、子どもが周囲の大人とのコミュニケーションを通じて言語能力を発達させます。

内言(Inner Speech)

内言とは、心の中で行われる自己対話のようなもので、外に発せられない言葉です。自己とのコミュニケーションを指し、思考や計画を立てる際に使われます。内言は、言語と思考が密接に結びついた形で機能します。ヴィゴツキーによると、内言は外言から発展し、最終的に思考の中に取り込まれ、私たちが自己認識や問題解決を行う際に重要な役割を果たします。

外言と内言の発展

ヴィゴツキーは、幼少期の子どもたちは最初は外言を用いて自己との対話を行い、徐々にこの外言が内的なものに変わっていくと説明しました。例えば、幼い子どもは遊びの中で声に出して自分の行動を説明したり、問題解決を試みたりしますが、成長するにつれてこれが内言へと変わり、言葉に出さずとも心の中で思考を進められるようになります。

外言と内言の違い

  • 外言:他者とのコミュニケーションのために用いる言語。

  • 内言:自己とのコミュニケーション、思考や問題解決に用いる言語。

  • 外言から内言へ:子どもは最初は外言を通して思考を進めるが、成長とともに内言を使うようになる。

この概念は、認知心理学や言語習得に関する研究でも重要視され、私たちがどのように思考し、言葉を用いるかを理解する手助けとなっています。

『くじらの絵」』で例える外言と内言

外言と内言を「くじらの絵」に例えて解説してみます。

外言(External Speech)の例え

外言は、他の人にくじらの姿やその特徴を説明するときに使う言葉です。例えば、友達に「くじらは海にいる大きな動物だよ」と話しかける場面を想像してください。あなたは、くじらの絵を見ながらその特徴や色、大きさ、海の中を泳いでいる様子を伝えています。このように、外言は「他者に向けた説明」として機能し、コミュニケーションの手段です。

具体的には、くじらの絵を見せながら、「このくじらは青いね」「水しぶきをあげて泳いでいるみたい」と、絵に描かれている要素を相手に伝えることが外言です。

内言(Inner Speech)の例え

内言は、心の中でくじらの絵を見て感じたり、考えたりする言葉です。友達に説明はしないけれど、頭の中で「このくじら、なんだか力強くて優雅だな」とか、「海の広さを象徴しているようだ」と感じたり、心の中で絵について深く考えることが内言です。このとき、外に言葉は出ていないけれど、あなたは絵を見て自分なりに解釈し、思考しています。

例えば、絵を見ながら「このくじらの表情は何かを考えているように見える」と思うかもしれません。それは他の人に伝える必要はないけれど、あなたの心の中で進行している思考、つまり内言です。

外言と内言のつながり

くじらの絵を見て、最初に自分の心の中(内言)で「このくじら、壮大だな」と感じた後、それを友達に伝えたくなり、「このくじら、すごく大きくて力強いね!」と話すかもしれません。このように、内言で生まれた思考が外言に変わることもあります。

くじらの絵に例えると、外言は「絵を見て他の人に説明するための言葉」、内言は「絵を見て自分の中で感じたり考えたりする言葉」と言えます。この二つは相互に影響し合い、私たちの思考やコミュニケーションを支えています。

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