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語り部は人を操る。

インターネットが普及した当初、僕は大学に入学したてでなんでもやってみたい盛りだった。

そんな中、iPod(音楽だけ聞けるやつ)が世に流通し始め、wifiさえあれば片手でどこでもネットができる時代が始まった。


情報発信最強ツールを手に入れる

何にでも興味ある僕は早速iPodとMacBookを使い始めた。
当時は今では考えられないほどオンライン上の情報は品薄だった。

必死で貯めたバイト代でバイクを買ったはいいが、修理やメンテナンスをバイク屋に頼むお金は無かったので、全てのメンテナンスを自分で行うことにした。

当時はその車種に特化した整備情報はそれほどなく、近所のバイク屋のおじいちゃんに教えてもらいながらコツコツをメンテナンスを始めた。
後からも読み返せるようにと、その工程を備忘録としてブログを立ち上げた。

テキトーなバイクブログがまさかのプチヒット

他に情報源のない時代、いつの間にか僕のブログが簡単なキーワードだけで安易にヒットし始めた。

検索上位にするためSEOやアナリストなど専門家が切磋琢磨して戦略を練っている現代では到底考えられない状況だ。

そこで僕は焦りはじめた。

『昨日今日バイクに乗り始めた素人が見よう見まねでホームセンターの安物工具でやってるバイク整備の情報多くの人が信じて実践している。』

これはマズイww
このままでは事故続出だ。。

親から「宿題をしなさい」と言われると「やろうと思ってたとこなのに、言われたからもうやる気なくなった」と屁理屈を並べる小僧だった僕は、人と同じことをやりたくない性格も相まって、事前に情報を取り入れることを辞めた。

地味にミーハーで簡単に情報に流されてしまうと自覚していた僕はスマホを捨て、ガラケーに再度切り替えた。

77.5%はフェイクニュースを嘘だと気づかなかった

経済学者の山口真一国際大学グローバル研究センター准教授の研究では、《フェイクニュースを見聞きした人の77.5%(4人に3人以上)はそれを嘘だと気づいていなかった。しかもそれは年齢に関係なく、若い人も年齢の高い人も騙されていた。》ことが示されている。

出典:PRESIDENT Online

ではこの情報社会の中でどう生き残るか。

まずは「消費」よりも「創造」を楽しめる人間になること。
またはそれを「語れる人」になること。
実体験に基づいた情報は間違いはない。

創造する人と語る人は必ずしも同一でなくてもいいと思う。
つくるのが得意な人、伝えるのが得意な人、それぞれいるだろう。

ちなみに僕は「伝えるのが極めて苦手な人」である。
だから仕事は僕一人では無理だし、実際に僕の作品は色々な人が売ってくれている。
その一方で「ディレクター(伝え手の一部)」として誰かの思いや目標を実現できるお手伝いをしている。
(自分の気持ちは素直に伝えられないけど、人の気持ちはズカズカとプッシュするという中々なジャイアニズムだと我ながら思う。。)


まあそんな僕の本領は少人数・個別対応で一人ひとりに向き合ったスタイルを貫いているアトリエファイン(石川県小松市にあるアートスクール)で発揮しているのでぜひ僕の授業を受けてほしい。


まあ何が言いたいかというと、

そろそろ海水浴の時期だね、

っとこと。

ちゃお。


昨年度の「海ファイン」。海のことをたくさんフィールするナイスなイベント。


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アトリエ・ファイン -atelier FINE
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