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栄養療法について①

発達凸凹の子を何とかしたいと思ったら、1度はたどり着くであろう栄養療法について

最初、Yが幼稚園の年少さんの時にチャレンジしました。

GFCF(グルテン・カゼイン・フリー)、小麦と乳製品の除去です。

このときはこれをやれば治るだろうって信じてました。

当時、幼稚園では昼食は外部からお弁当をとっていたので、話をしたら同じお弁当箱を貸してくださいました。

献立表をもらっていたので、出来るだけ似たようなものになるように作りました。

GFCFをやる場合、乳製品は何とかなるのですが、問題は小麦の方です。

自分だけやるならパンと麺類はやめて和食に、のようなざっくりでいいのですが

徹底してやると、小麦ってありとあらゆるものに入っているのでけっこう大変なんです。

醬油が使えない
原材料を見ると「これも入ってるわ」ってなる
外食できない
衣とかついてるもの買えない
旅行先ではアレルギー対応してもらったり、交渉をして持ち込みさせてもらったり・・

主人は朝パン派だし、主人と義母は牛乳が身体にいいものだと信じている。(今も)

会えば「かわいそう」って言われる。


でも徹底してやりました。

1年やりました。


結果・・


Yの場合ほとんど何も変わらなかったです。


やめたきっかけがありました。

1年たったころ、出先の帰り、時間がなく、あわてて新幹線に乗り込まなければならない時がありました。

たしかお昼の1時を過ぎてて、Yも私も腹ペコ状態。私は我慢できてもYには何か食べさせなければいけない。

新幹線の中で食べれるようにおにぎりセットを買いました。

おにぎりに魚の竜田揚げがついてるものでした。

ふつうなら、竜田揚げはあげれません。衣がついてるから。

でも、この時、あげようって思ったんです。もう1年やったし、いいかっていう気持ちもあったと思います。

そしたら、Yがものすごーくおいしそうな顔して食べたんです。

鶏のから揚げではなく、お菓子ではなく、魚の竜田揚げです。

もう、めちゃくちゃいい顔なんです。こんな顔するんだーって。今までに見たことがないくらいの。

その時、もうやめようって思いました。

私はこの笑顔を奪ってたのかもしれない、と罪悪感に襲われました。

大事なのはこっち(笑顔)だよね、と。

そしてちょうど年中さんから園内調理になり、温かい給食で献立も変わったので皆と一緒でお願いすることにしました。アレルギー対応も一切なしの普通のものです。

偏食もなくもりもり食べるので、その後幼稚園、小学校と給食のことで先生から何か言われることはありませんでした。

それで私はしばらく栄養療法からは遠ざかりました。

数年後藤川理論を知るまで・・

ちなみにGFCFで良くなる人もいると思いますよ。テニスのジョコビッチさんとか大人になってからでも結果出されてますし。

Y の場合もこの時は変わらなかったけど、やる時期によっては良い結果が出たかもしれないですし。


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