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日韓合同アイドルグループ

近年、日本人と韓国人から構成されアイドルとして共に活躍している日韓合同のアイドルグループが増えていますよね。日本の芸能事務所と韓国の芸能事務所が共同でアイドルを売り出すのは1990年代から始まりました。今回はその代表的なグループをご紹介したいと思います。

★SOS

1993年にデビューした4人組の女性アイドルグループ。
韓国のサムファプロダクションと日本のポニーキャニオンによって設立された「サムフォニーレコード」所属で韓国初の日韓合同アイドルグループである。当時としては珍しかった韓国と日本を並行しての活動を試みた。日本ではユースケ・サンタマリアが司会を務めていたフジテレビの「アジアNビート」に出演していたことで有名。しかしあまり大きな人気を得られずグループは解散。それから数年後に似たような名前の「S.E.S」というグループがブレイクしたので一時的な企画モノ扱いとなってしまい、彼女たちの存在は忘れ去られてしまった。

★NON STOP 

1998年にデビューした韓国初の日韓合同男性アイドルグループである。
SUPER JUNIORよりも前に活躍していた多人数グループ(11人組)であり、韓国の芸能事務所と日本のソニーミュージックの共同でデビューした。当時、H.O.TやSechsKiesに対抗するダンスグループとして登場したが、5、6人以上のグループが珍しかったため、人気を得られずデビューアルバム(1集)を発表後、解散した。

★Circle 

1998年に韓国の朝鮮音響と日本のソーマオフィスの共同企画で結成されたアイドルグループ。現在のTWICEやA'st1などの先駆けとも言えるアイドルグループでメンバーは日本人・韓国人・中国人で構成されており、アジア初&韓国初の多国籍グループでもある。デビュー当時、日本ではNHK BS2の「新・真夜中の王国」に出演したり、大阪心斎橋のHMVでイベントを行ったことがある。活動時の様子を見てみると、雰囲気・容姿・楽曲・振り付けなどK-POPアイドルというよりかは¨日本のアイドル¨に近いスタイルであった。

★Y2K

1999年に女性グループのCircleと同じく、韓国の朝鮮音響と日本のソーマオフィスの共同企画でデビューしたアイドルバンド。メンバーは日本人と韓国人で構成されている。Y2Kというユニット名は「Year 2 Kilo」の略でデビュー当時、話題になっていた2000年問題と各メンバーの名前(イニシャル)から名付けられた。楽曲だけでなく、メンバーのヴィジュアルも優れていたため、イケメンバンドとして人気を集めていたが、2002年に突然、所属事務所の事情で解散した。

★IZ*ONE

2018年にデビューした日韓合同の女性アイドルグループ。
日韓合同オーディション番組「PRODUCE 48」から選ばれた12人で結成された。メンバーは韓国人9名と日本人3名で構成されている。グループ名は世界のファンに公募を行い「IZ」がメンバーの人数である「12」に見えることから、「12(IZ)種の色彩を持ったそれぞれの星たちが一つ(ONE)になるよう、すべてが一つになる瞬間」という意味で採用された。2021年「IZ*ONE ONLINE CONCERT [ONE, THE STORY]」を最後に活動を終了した。

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