韓国のGLAY・韓国の男性アイドルグループ『GLAM』について
『GLAM』は、1998年にデビューした韓国の男性4人組のアイドルグループ。作曲家のチュ・ヨンフンがプロデュースしたアイドルグループで日本のロックバンドGLAYをベンチマークした。グループ名もGLAYから取ってGLAMと名付けられ、名前も似ている。
1990年代後半当時、韓国でもヴィジュアル系バンドがある程度の人気を得ており、X JAPANやMALICE MIZERなども知られていた。代表的な例としてSMエンタテインメントの創設者であるイ・スマンがヴィジュアル系バンドに関心があったことが知られている。実際にSMエンタテイメント所属だったH.O.TやSHINHWAにもヴィジュアル系バンドのメイク、扮装、パフォーマンスを適用させた。
1996年、当初は¨クェナム豪傑(快男豪傑)¨という名前で結成され、タイトル曲「ブルーロマンス」でデビューしたが、所属事務所の諸事情により、一旦、活動停止となる。その後、所属事務所を変更し、グループのコンセプトと名前を変えて再デビューすることになった。
1998年にグループ名がGLAMとなり再デビューしたが、楽曲はそのまま引き継がれ使い回しとなった。このときもデビュー曲(タイトル曲)は「ブルーロマンス」という歌で、このタイトル曲はGLAYの11枚目のシングル「口唇」に酷似している。当時は第1世代の人気アイドル(H.O.T、SechsKies、NRG、太四子など)が活躍していたため、あまり注目されず人気を得られなかった。そのため、1集活動終了後にグループは解散した。以後、2012年にも韓国でGLAMというガールズグループがデビューしたため、存在自体が忘れ去られてしまっている。