日本で初めて認知されたK-POPは?
世界でもチャートをにぎわせたり、次々と新しいグループやグローバルな人気スターが生まれているK-POPの音楽。K-POPとは、1990年代より、日本国内のポピュラー音楽にJ-POPという語が使われ始めたことに影響を受けて、1990年代後半頃から、日本国内における比較語として韓国のポピュラー音楽を指して日本のメディアによってK-POPという語が使われるようになったとされている。では日本で最初に人気を集めたK-POP(K-POPアイドル)とは?一般的には第2世代アイドルが歌うK-POPからと見るのが主流です。
1980年代~1990年代にかけてキム・ワンソン、消防車、ソテジワアイドゥルなどが日本デビューしていたことがあるが、キム・ワンソンと消防車は歌謡曲に近い音楽であり、ソテジワアイドゥルも当時の日本では知名度が低かった。SMエンタテインメント所属のS.E.S、BoA、東方神起の場合、日本ではJ-POP歌手として売り出されたため、日本で発表された楽曲はJ-POPジャンルに分類される。また余談ではあるが、SMAPのメンバーである草彅 剛が扮するチョナン・カンもつんく♂がプロデューサーを務め、楽曲提供をしていたため、J-POPの曲となる。
そのため、韓国人メンバーで構成されたK-POPを歌うアイドルとして、日本の大衆に認知されたという点ではBIGBANGが源流とされる。日本でデビューする前の2007年~2008年頃から「HARU HARU」などを筆頭に韓国で発表された楽曲が日本(ファンやマニア層)でも知られており、徐々に日本のマイナー市場から人気を集めて知名度をあげた後、2009年に日本デビューした。 実際に日本のBIGBANGファンの中には韓流の影響でファンになった人も多いが、日本デビューする前から応援していたというファンも多い。その後に続いて、少女時代、KARA、SHINee、SUPER JUNIOR、TWICE、BTSなどのK-POPアイドルたちが活躍する時代となり、日本でのK-POP人気が高まっていった。