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K-POPアイドルのロールモデルとなったボーイ・バンド、ガール・グループたち。
韓国でK-POPアイドルの市場を初めて開拓した企業としてSMエンタテインメントの存在が挙げられる。1990年、SMの1号ダンスポップ歌手のヒョン・ジニョンを皮切りに、アイドル業界に「練習生制度」という独特な制度を導入し始めた。この練習生制度はジャニーズ事務所のジャニーズJr.を参考にしたと言われているがそれは誤りである。元々は、アメリカのボーイ・バンドやガール・グループが歌手デビュー前またはグループ結成前に、レコード会社のオーディションを通じてメンバーが選抜される、3年以内のレッスン期間を設ける(海外では歌手のレッスン期間は3年未満と制定されている)、イベントなどの営業・出演などを行いながら練習生を育てるやり方を韓国の芸能会社がベンチマークしたものである。イ・スマンが直接発刊した『イ・スマン評伝』では、米国の「モータウンレーベル」のように作ることが目標だったと明らかにした。以後、他の芸能会社もこれに影響を受けてK-POPアイドルをたくさんデビューさせるようになった。
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韓国の歌手たちは1990年代以前から既に海外の歌手たちから影響を受けていいました。日本は1950年代にロックンロール・ロカビリーブームがあり、それに続いて1960年代~1970年代にかけてはグループ・サウンズブームの影響もあって終戦後の日本ではロックンロール文化が定着したため、ダンスミュージックやヒップホップなどの文化が根付かなかった。一方で韓国は日本とは異なり、他の国との経済力の差によって海外の文化が数年遅れて流入したり、1960年代にはソウル音楽に影響を受けていたため、黒人音楽(ブラックミュージック)を受け入れた国だったのです。アイドルではないが、1950年代に活動した「キム・シスターズ」もアメリカのThe Supremesのような路線を目指したガールズグループでした。このような理由から日本ではロックバンドの需要が高く、男性アイドルの需要が少ない。逆に韓国では男性アイドルの数は多いが、ロックバンドが少ないという事情がある。
※海外の歌手、海外アイドルから影響を受けた韓国のアイドル
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※まとめ
韓国では日本とは異なり、黒人音楽が強い国で1960年代から既に海外に進出することを試みていました。そのため、ヒップホップ、ラップ、ダンスミュージックなどをベースとした音楽がK-POPとなり、それが現在までのK-POPの人気、韓国のアイドルたちの方向性や活躍にも繋がっていると言えるでしょう。