【オールマイティ】

毎日、いろんな大人の人と熱く話し合っている。
最高に楽しい時間で、こんな私の意見を真剣に聞いてくれて
向き合って話をしてくれる人って本当に凄すぎる。
感謝と尊敬しかない。

その中で昨日感じたこと。

【オールマイティほどつまらないものってない】

学校では、全部の教科を均等によく習得することが求められる。
全部の教科に評価をつけて、オール３とか、高い評価が何個あるかで
子どもたちは競い合う。

評定なんてものは
全部の平均を割り出すわけで
あんなにつまらないものはない。

理科も社会も、全部の範囲と全部の用語を
覚えることが求められる。

興味のある教科、興味のある分野を
とにかく気が済むまで学んでみるじゃダメなんだろうか。

将来大人になって、周りにはオールマイティな人ばかり。
何かが飛び抜けてできる訳ではなく、
何かに超越的に長けているわけでもなく、
人並みの人間ですなんて、つまらなすぎるし
どこにも役立てなくて、自分の強みが分からなくて
活躍の場を見つけることに苦労する。

海外みたいに、もっと早い段階で
自分のやりたいことを絞ったらだめなのか？
気が変わったらまた1から戻って学べるシステムを
作ってしまえば、選択の1歩を踏み出すことが怖くなくなる。

なんかモヤっとした1日だった。

オールマイティの人が集まるより、
色んな分野のプロフェッショナルが集まった方が
めちゃくちゃ面白くないか？

刺激しかない多様性の空間が作れるのでは？

同じような人たちと一緒に
なんとなく決められたことをする世界に
子どもたちを送り出したい訳じゃないんだ。

自分だけの良さを発揮して輝ける場所に
みんなを送り出したいんだ。

そう思った1日だった。
自分にできることをまずはしっかりと
コツコツとやっていくこと。