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【学びってなんだろう】

公立夜間中学体験セミナーに行ってきました。

公立の夜間中学をつくろうと、千葉市の教育委員会が動いている中で
実際に夜間中学ってどんなところなの?っていう話を
市民の方に伝えるためのセミナーで、学ぶことがたくさんありました。

セミナーでは松戸にあるみらい分校の教頭先生と、
職員の方が来てくれて、実際の現場の様子をたくさん伝えてくれました。


まず、夜間中学には本当にたくさんの年代の方が、
中学校の内容を学んでいる。
10代から70代まで。日本人からいろんな国にルーツをもつ多国籍の人まで。
生徒さんが作った学校紹介のビデオを見せてもらい、
お互いがお互いを認め合う環境で、
そこが確実にみんなの居場所になっていることを強く感じた。

そして、「学び」ってこんなに表情が輝くものなんだって思った。
自分で「学びたい!」って思って夜間の時間帯に
わざわざ通って学習している生徒さんの意欲は並大抵のものではなくて、
本気で学ぼうとしているその姿勢が伝わってきた。

そして何よりも、生徒さんと職員さんの表情が
本当に最高すぎた。

夜間中学では一つの授業に4〜5人もの先生がついていて
どんな時も優しくサポートしてくれる環境がある。
だから、安心して学べるし、わかるまで教えてもらえるという
環境がその意欲を掻き立てているんだと思う。

「学び」のあり方について改めて気づくことができた。

そうか、学ぶ時の表情って本来ならこんな風になるのか、

自分の居場所と感じられる場所で、
最後まで絶対に見捨てられない、置いていかれない
安心感のなかで自分の意思で学ぶ。

学びは与えられるものではなくて
自分で発見しにいく能動的なものであり、
それが能動的になった瞬間に人の表情が輝くってことがわかった。

お母さんからもらったドリルなんて
全然面白くないよね。
大学受験のためだけに覚える日本史なんて
全然楽しくないよね。

ワクワクする学びを作り出すことを心に決めた一日。


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