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赤と青の謎に迫る、ロゴのはなし

こんにちは!業務管理本部の大川です。
今回はウエルストーンのロゴのおはなしです。

当社のロゴはデザインが同じで、色が異なる2種類が存在します。
コーポレートカラーである赤と青のロゴです。
社員は情熱的な心で「赤」 役員は冷静に「青」
という噂がまことしやかに語られていますが、本当のところはどうなんでしょうか。

名刺も役員と社員で違います

そこで、この謎に迫るべく創業者の石井氏(以下敬称略)に話を聞いてみました。


1.「Visual Creative」の意味

当社の創業は1991年、石井氏の名前が社名の由来です。
(ウエル・井 + ストーン・石)
「WELLSTONE」の下に、流れるような筆記体でさらさらっと
書かれている文字は、
「Visual Creative」
創業当時、映像制作会社であった業態を表しています。

(石井)創業当時のロゴの色は、グレーブラウンでした。モノトーンが大人の色として流行し人気でした。「Visual Creative」は、ある楽器メーカーのキャッチフレーズに触発され作ったものです。ロゴの筆記体は当時の社員の一人が作ったものです。

2.ペプシコーラの青にする!


(石井)マイクロソフトのビルゲイツが創業当時、ペプシコーラの自販機を設置して無料で社員に提供していた事(若者の象徴かな)にあこがれ、青と赤のペプシカラーの「青」にしました。のちに私は「ウエルストーン・ブルー」と言っていました。余談ですが、社内に設置した自販機も青でした。

映像会社としてスタートした若いウエルストーン。
芸能事務所の仕事もあったそうです。
しかしバブル崩壊で窮地に立たされ、映像制作の仕事は畳むことになりました。その後石井氏は、前社長である北原氏という相棒に出会い、システム開発事業へ業態を転換します。大変な時期を乗り越え、資金調達ができるようになり、新規事業を立ち上げ、大手ユーザーの仕事も受注できるようになり、収益が安定してきました。

3.最初から決めていた「赤」と「青」

ではなぜ、赤と青のロゴが混在するのでしょう。

(石井)役員と同席し、お客様に名刺をお渡しするとき、役員の手渡す青い名刺にあこがれ、「いずれ自分も青い名刺を持ちたい」と思ってもらえるように社員は「赤」にしました。100人規模の会社なので、それなりの業績が認められれば青になれる確率は高いですよね。役員になることを嫌う社員もいるかもしれませんが(笑)
ちょうど私たちの引退が見えてきた時期で、若い社員にとって将来の未来地図を描きやすい会社であってほしいと思いました。それが「青」と「赤」にした理由です。最初から2つ用意することを考えていました。



赤は「レッド」ではなく、「イタリアンレッド」という色で、緑と青が少しずつ混ざっています。イタリアの高級車の赤です。

「赤」を加えようと決めたとき、石井氏は自ら、会社の入り口の看板を赤いペンキで塗っていたとか。
それだけ「赤」には思い入れがあったようです。

4.最後に

2024年中小企業白書によると、中小企業の平均寿命は23.1歳だそうです。当社のように33歳となると、立派な「老舗企業」と言っていいかもしれません。

経営者が代わり、体制も変わり、どうして赤と青のロゴがあるのか?の質問に答えられる人も少なくなってきました。なので今、この会社の社員であるみなさんに今のロゴの成り立ちを知ってほしいと思いました。
想像や噂とは違っていて、それもまたびっくりでしたが、、
家族や友人にちょっと話してみたくなりませんか?

石井氏から最後に一言。
「時代や人は変わっても社名やロゴは残ります。
末長いウエルストーンの発展と栄光があることを祈っております。」


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