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Z8の機能をできるだけ使いこなしたい⑤AF時の被写体検出設定
このシリーズは、せっかく高級なカメラを手に入れたのに、エントリー機と同じ使い方しかできない自分を変えるための記事です。
今回は、「被写体検出」についてです。
検出する被写体の種類
Z8の被写体検出は、【オート、人物、鳥、動物、乗り物、飛行機、しない】の7つです。
動物は「犬・猫・鳥」、乗り物は「車・バイク・列車・飛行機・自転車」を検出します。
<被写体検出ができるAFエリアモード>
・ワイドエリアAF(S)
・ワイドエリアAF(L)
・ワイドエリアAF(C1)
・ワイドエリアAF(C2)
・3D-トラッキング
・ターゲット追尾AF
・オートエリアAF
<被写体検出ができないAFエリアモード>
・ピンポイントAF
・シングルポイントAF
・ダイナミックAF(S)
・ダイナミックAF(M)
・ダイナミックAF(L)
設定の切り替え方法
メニューから呼び出す
<設定方法>
静止画/動画撮影メニュー>AF時の被写体検出設定
毎回の切り替え動作が手間ですが、任意の被写体を選べるので自由度が高い方法です。
iメニューから呼び出す
<設定方法>
カスタムメニュー>f 操作>f1 iメニューのカスタマイズ>AFエリア/被写体検出
メニューから呼び出すよりは楽で、任意の被写体を選べるので自由度が高い方法です。
Fn1~3ボタンで呼び出す
分かりやすいかと「Fnボタン」と書きましたが、カスタムボタン設定ができる多くのボタンに適用することができます。
<設定方法>
カスタムメニュー>f 操作>f2 カスタムボタンの機能>任意のボタン>AF時の被写体検出設定
割り当てた任意のボタンを押すだけで、デフォルト設定と割当設定を切り替えることができます。
とても便利なのですが、残念な点があります。
それは、複数個のボタンに別々の被写体を登録することができません。
仮に、Fn1と2に割り当てたとしても、どちらも同じ被写体とデフォルトの切り替えになります。
いかがでしたか?
それぞれ一長一短ありますが、私は通常「Fn3」で切り替えています。
一応、iメニューに「AFエリア」を設定しているので、状況に応じてソチラを使うようにしています。
次回も引き続き、メニューボタン内の機能をクリアにしていこうと思います。
それではまた