保険診療の落とし穴・料金に見合う治療
健康保険が適用できる条件
治療院と呼ばれるところには、健康保険を適用できる店と、できない店があります。
もちろん資格の問題もありますが、
正確にはお悩みの問題が「症状か、病気か」で異なります。
病気であれば合法的に保険適用できますが、症状への適用は「非合法で犯罪」です。
より具体的な違いについては、⇩の動画で解説したのでよかったら観てみてください。
特に、2ヶ月以上 同じ症状で悩んでいる方は、治るキッカケになると思います。
支払い料金に敏感になろう
ご存じのとおり、健康保険を適用した場合、一般的に支払いは3割負担となります。
例を使って説明します。
つまり、みなさんの出費が少額であろうとも、治療院にはきちんと満額(1,500円)入る仕組みになっています。
言い換えるなら、みなさんは1,500円相当の施術内容を受ける権利があります。
「おぉ、1,500円って意外と安いな」と思われた方は、少しお金の価値に鈍くなっているかもしれません。
もし「15分:450円」の治療なら、実質「1時間:6,000円」の価値があるものでなければ、払い損なんです。
「いやいや、それくらい分かってる」という方のために、実費診療の場合と比較してみましょう。
実費診療はコスパが良い
みなさんの中には、「実費診療=治るけど高い」というイメージを持つ方は少なくないと思います。
しかし、本当にそうでしょうか?
もちろん、お財布から出ていくお金が多いので、比較すると負担が大きいことには変わりありませんが、注目してもらいたいのは、施術内容と料金のバランスです。
今回は、僕の場合を例にします。
僕は、「カイロプラクティック」を営んでいて、健康保険は適用できず、施術料は1回あたり6,000円です。
もし、僕の施術に健康保険が適用されるとすれば、みなさんの負担は1,800円になります(3割の場合)。
うちでは、初回は2時間の枠、2回目以降は1時間の枠で料金は変わりませんので、
・初回 15分:225円
・2回目以降 15分:450円
が施術の対価になります。
料金に見合う治療
いかがですか?
じつは保険診療も実費診療も、実質の費用は同じなんです。
つまり、健康保険を適用して450円支払っている人は、実費診療と同等の治療結果を得ていないと損をしていることになります。
週に何度も通っている方は、店までの往復時間までも時給換算すると、コスパの悪さに驚くと思います。
もしこのような方がいたら、次回から違う視点で施術を受けてみてください。
価値があれば続ける方が良いですし、なければ見切りをつけるのも1つの選択だと思います。
昨年末から食料品を始め、物価上昇の波は衰えるどころか増すばかりです。
しかし、節約できるところは限られるとなれば、コスパを重視する思考に切り替わっていく時期に入っているのではないでしょうか?
それではまた
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?