「雨水貯留タンク設置」には助成金制度がつかえます
南海トラフ大地震の可能性は下がったが…
みなさんのお住まい地では、1/13の日向灘の揺れを感じることはありましたか?
私は大阪に住んでいますが、長周期地震動のせいか結構揺れました。加えて、発生直後から「南海トラフ評価検討会」が招集されたことに、敏感に反応してしまいました。
ちなみに、年初から記事を書いている現在までに観測されている、気象庁の地震データは⇩になります。
日向灘が揺れた後、中央構造線と呼ばれている断層帯が活発に反応しているようにも見えます。
【戸建て限定】水の備えは助成金が出る
被災して困ることの1つに「水」の確保がありますが、多くの自治体では、雨水タンクを設置すると助成金を受けることができる政策があります。
要件は自治体により異なるかもしれませんが、例えば、わが町の場合は⇩になります。
例えば⇩の雨水タンクは120リットル型で、価格は約4万円です。
とても高価ですが、助成金制度を使うと約2万円で購入することができます。
設置工事を依頼する場合は、別途費用がかかりますが⇩のイメージでDIYできる方はそこでも節約できると思います。
水はどれだけ必要か?
一般的に避難時に用意する水は、「大人で1日2リットルの飲用水」という目安がありますが、生活用水を含めるとどれだけ必要になるかご存知ですか?
ChatGPTに聞いたところ、被災時に大人一人が必要とする生活用水の目安は、調理や衛生目的(手洗いや最低限の体の清潔維持)に必要な水も含め、1日あたり3~5リットルだそうです。
また、長期間の避難生活を考える場合は、1週間分の備蓄(1人あたり21~35リットル)が推奨されているとありました。
この内10リットルを雨水でまかなうと仮定し、助成金をフル活用して120リットル型を購入した場合、12人分が確保できる計算になります。
また衛生状態への配慮は必要ですが、浄水タブレットや携帯浄水器を備えておくと、活用範囲を増やせる可能性もあります。
うちはマンション住まいなので、今回の制度は活用できませんが、戸建て住宅の方にはとても良い制度だと思います。
不衛生になりがちな、公衆トイレを使用しなくても良い、毎日汗を流せる、洗髪できるというのは、ストレス軽減になるのではないでしょうか?
それではまた