Z8の機能をできるだけ使いこなしたい③画像モニター表示(静止画)
このシリーズは、せっかく高級なカメラを手に入れたのに、エントリー機と同じ使い方しかできない自分を変えるための記事です。
今回は、画像モニター(背面モニター)の表示記号について理解を深めていきます。
これまでも、なんとなくは使えているので、私自身が分からない/スルーしてきたものだけをピックアップします。
と偉そうに言いましたが、半分近く分かりませんでした。
静止画モード
2)プログラムシフトマーク
「プログラムシフトマーク」は、プログラムシフト使用時に表示されるマークです。
通常Pモードで撮影する際は、適正露出となるように、絞り値とシャッタースピード(以降、SS)をカメラが自動的に決めます。
プログラムシフトは、この「絞り値ーSS」の組み合わせがデフォルトでは気に入らない時に、メインコマンドダイヤルを回すことで、好きな組み合わせに変更できる機能です。
4)温度上昇警告
カメラ内部の温度上昇時に、カメラの電源が自動的にオフなるまでの温度を[標準]または[高]で設定できます。
カメラ内部の温度が上昇するに従って、アイコンが表示され、さらに温度が上昇するとカウントダウンが表示されます。
6)インターバルタイマー撮影設定マーク
インターバルタイマー撮影をするときに表示されます。
8)タイムラプス動画設定マーク
タイムラプス撮影をするときに表示されます。
20)FTP接続状態
カメラと自宅サーバー間をFTP接続した際に、その通信状態が表示されます。
22)リモートカメラ接続状態
スマホなどで遠隔操作する時に、接続状態を確認するためのものかと思っていたのですが、マニュアルによると、複数台のカメラを使い連動させるときの接続確認で使うようです。
ネットやYouTubeで検索してもよく分かりませんでしたので、もう少し理解が進んだらシェアしたいと思います。
26)レディーライト
スピードライトを装着し、撮影の準備が整ったことを教えてくれる機能です。
11)のフラッシュモードと混同しそうですね。
27)記録可能コマ数
現状の設定で、あと何枚撮影できるのかが分かります。
「k」は千枚を表します。
8.0kだと、8,000枚ということになります。
32)調光補正マーク
調光補正とはフラッシュの発光量を意図的に変えることで、背景に対する被写体の明るさを調整したいときなどに使います。
34)絞り値ロックマーク
[ON]に設定すると、Aモード/Mモードでは絞り値を現在の設定でロックされます。
36)シャッタースピードロックマーク
[ON]に設定すると、Sモード/Mモードでは絞り値を現在の設定でロックされます。
37)ピント表示
Mモードで撮影する際に、⇩の意味で表示されます。
41)タッチ撮影機能
モニターをスマホのように操作して、撮影するか否かを設定するボタンです。
設定次第で、タッチで撮影できたり、ピントだけを合わせることができます。
44)FVロックマーク
ニコンクリエイティブライティングシステム(CLS)対応スピードライト使用時に、調光量を固定(FVロック)すると表示されます。
FVロックにより、被写体に調光量を合わせたまま構図を変えたり、同じ調光量を維持したまま撮影できます。
CLSの特集が、Nikonの公式サイトにありました⇩。
46)FLICKERアイコン
[ON]に設定すると、蛍光灯や水銀灯などの光源下で発生する、照明の明滅による明るさのちらつき(フリッカー現象)の影響を低減できます。
47)レンズ内蔵テレコンバーター使用マーク
現状のZレンズでは、⇩のレンズが該当しそうです。
48)ビューモード設定
撮影の設定(色味や明るさ)を、ファインダーや画像モニターの撮影画面(ライブビュー)に反映させるかどうかを設定できます。
無知だと覚えることが多くて、本当に困りますね。
私は⇩の2つをさっそく活用しようと思いました。
次回もモニター関連の知識を深めていきます。
それではまた