2023年の私のマインドフルネス
今日はお休み
自営なので不定期にお休みを作ります。うっかりすると2週間お休みがなかったということもあったりするので要注意です。
今、お正月の縁起物の十両を描いています。
赤い実がなる似た植物で一両、十両、百両、千両、万両とありますが、みな、違いがあって、
葉がどのように出ているか、実や雌蕊はどのようになっているか、新芽があるか、葉っぱをひっくり返しながら虫眼鏡で詳細を確認しつつ、正確に描くのが植物画。
先日、リラクゼーションのために受けたトトラボ村上先生の「ゲーテに学ぶ植物形態学」講座。6回の講座の中で、植物を解剖していき、その構造から植物の振る舞いや生き方を学ぶ、なんとも魂の震える講座で学んだことを思い出します。
「ここは拡張でここは収縮、ん?この大きな葉の下にある小さな葉は何のため?」とか考えながら、とりあえずあるがままを描き写していきます。
植物画も適当に描いていると、個展などで植物学者の先生から「これは違う」と指摘が入るそうです。
描いていた十両の実の付き方を描くのが難しくて、念のために撮っておいた写真にもその部分が写っておらず、昨日植物画の先生のお宅に伺った時にどうなっているのか聞きました。
先生が気づいたのが、これは実が取れちゃった物だということ
そうかそうか、と、まだしっかり赤い実が全てついているものを庭から摘んできて、左側に付け足すことになりました。
そうすれば実がしっかりついた十両と、実が落ちた十両の時間の経過が現れます。一枚の絵でその植物の変容を描くのが植物画の面白いところ。
描く技術の方は、去年基本が終わった後、立て続けに湯治やら骨折やらで通えず、また仕事を優先にして描くことをしていなかったら、基本がぶっ飛んでしまい、先生からも毎日5分でも筆を取ってとの宿題が出てしまいました。
一番難しいのは葉で、葉を描けるようになるにはとにかくひたすら練習あるのみ、とのこと
画材とヨガマットは出しっぱなしにして、絵とストレッチは毎日30分から一時間やることにしようと思います。
これも脳疲労予防&アトピー予防のためのストレスマネジメントです。