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エピディオレックス、日本での臨床実験で効果について発表|CBD事業者向けメルマガ『週刊CBDライブラリー for Biz』バックナンバー

(この記事は2024年9月1日に配信した、メールマガジン『週刊CBDライブラリー for Biz』のバックナンバーです。最新のメルマガをご希望の方は、下記よりご登録の上、お受け取りください)

目次


(本記事は、CBD事業者向けメルマガ『週刊CBDライブラリー for Biz』のバックナンバーです。冒頭挨拶や編集後記は割愛)

『DEA』が大麻のスケジュール再分類を12月に延期

参考記事:DEA Delays Marijuana Rescheduling Decision Until After the Election(Forbes)

『米国麻薬取締局(DEA)』は、バイデン大統領の大麻のスケジュール再分類に関する決定を2024年の選挙後まで延期しました。『DEA』は12月2日に規則変更案の公聴会を予定しているといいます。この発表を受けて大麻市場の株価が下落しており、大麻事業者に影響を与えています。事業者は「我々は、ドナルド・トランプよりもカマラ・ハリスに自信を持っているが、両候補とも再スケジュールを進める可能性が高いと信じている」と取材に対してコメントしています。米国大麻業界の事業者たちは、規制の行方を注視しつつ、対応策を講じる必要があります。

ニュージーランド、ヘンプ廃棄物を飼料として活用する提案

参考記事:Plea for Surplus Hemp By-product to Be Used as Animal Feed(RNZ News)

ニュージーランドの企業が、ヘンプの副産物(廃棄部分)を動物飼料として利用することを提案しています。ヘンプの加工過程で発生する余剰部分を飼料として活用することで、廃棄物削減と資源の有効活用が期待されています。この取り組みは、環境問題の解決と産業用大麻市場の経済発展に好影響を与えるでしょう。ヘンプには少量のTHCとCBDが含まれる場合もあるため、規制を定めたうえで、こうした取り組みが広まることが期待されます。

エピディオレックス、日本での臨床実験で効果について発表

参考記事:Trial Shows CBD Drug Epidiolex Failed to Yield Significant Reduction in Seizures(hemptoday)

エピディオレックスに関する日本で行われた医療用CBD製剤の臨床実験で、てんかんなどの発作の大幅な減少は確認されなかったことが報告されました。今回の試験では安全性に問題はなかったとされており、研究者らはさらなる研究が必要であるとしています。同社は、新薬承認申請の「可能性」について、引き続き日本の規制当局と協力していくと述べています。

米国、ペット用CBD製品が非営利団体の認証を受ける

参考記事:CBD Pet Products Receive Official Certification(dvm360)

コロラド州を拠点とするCBD企業のCBD製品が、動物用サプリメントの最高品質を保証する非営利団体『National Animal Supplement Council(NASC)』の認定を取得しました。 ビーフとピーナッツバター風味のソフトチュー、ヘンプバイト、チンキのCBDオイルなどがラインナップされており、ペット用CBD市場の拡大を後押ししています。 ペット用のCBD製品は日本国内でも流通していますが、市場があるとは言い難い状況です。 米国での事例が日本でも活用されるようになると、ペットとCBDの可能性が広がるかもしれません。

カナダ有名大麻企業『Tokyo Smoke』、29店舗の閉鎖へ

参考記事:Cannabis Retailer Tokyo Smoke to Close 29 Stores in Canada as it Seeks Creditor Protection(benzinga)

カナダの大麻小売業者『Tokyo Smoke』は、債権者保護を申請する中で、国内の29店舗を閉鎖する計画を発表しました。 この決定は、カナダの大麻市場での経営の見直しと再建を図るためとされています。 今回の動きで影響のないオンラインショップや一部の店舗は引き続き運営されるとのことで、同社は顧客と従業員への影響を最小限に抑えるよう努めています。

『NIDA』の調査、大麻と幻覚剤の使用が高水準を維持

参考記事:Cannabis and Hallucinogen Use Among Adults Remained at Historic Highs in 2023(National Institute on Drug Abuse (NIDA))

米国政府が運営する『National Institute on Drug Abuse(NIDA)』が行った2023年の調査によると、アメリカの成人における大麻と幻覚剤の使用は過去最高水準にとどまり続けています。 これに対して『NIDA』の所長は、「我々は、人々が大麻やサイケデリックのような薬物を使用し、タバコから離れる傾向にあることを見てきた」と述べ、「これらの調査結果は、大麻とサイケデリックの潜在的なリスクとメリットに関する研究の緊急の必要性を強調している」とコメントしています。 大麻だけでなく、サイケデリックの研究も今後さらに加速していくでしょう。

(本記事は、CBD事業者向けメルマガ『週刊CBDライブラリー for Biz』のバックナンバーです。冒頭挨拶や編集後記は割愛)

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