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【イベントレポート】全社キックオフイベントを開催しました
こんにちは、ウェルネス広報チームです!
ウェルネスは「Wellness for all.すべての人に、豊かな人生を。」をミッションに、予防医学に焦点を当てたパーソナルドクターサービス「Wellness Membership」を提供している会社です。
予防医療を通じて、健康寿命を最大化し、防ぎ得た病気や後悔をなくしたいと考えています。
先日、当社は累計3.8億円の資金調達を実施し、サービスは3周年、企業としては6周年を迎えました。
※資金調達のプレスリリースはこちら
私たちは、予防医療サービスを提供している手前、患者さんの健康・幸福を実現させるためには、まずは自分たちを大切にすることが大事だと考えております。自分たちの健康・幸福があってからこそ、世の中の全ての人に豊かな人生を提供できるはずです。
周年を迎えたこのタイミングに、国内だけでなく韓国からも医師メンバーはじめ各部門の社員や業務委託メンバー、医学部生のインターン生などが大集合する全社キックオフを6/15(土)に開催しました。
今回は、その様子をお届けします。
全社イベントの開催目的や運営の思い
本イベントの企画運営を主導したCAO 経営管理グループ長の山下光一に話を聞きました!
山下:今回の全社キックオフ開催の目的は、「仲間を知る」「事業を知る」の二つです。
ウェルネスでは、個人のワークライフバランスを重視するため、原則リモートでフルフレックス制を導入しています。リモートワークは自身が集中できるタイミングで業務が行えるため効率の良い働き方ができますが、仲間との関わりが希薄になることがあります。
このため、まずは「仲間を知る」ためにオフラインでのキックオフを開催するにいたりました。
また、コミュニケーション量も少なく、情報格差が発生してしまう恐れもあるので、事業戦略など「事業を知る」プログラムも導入しています。
皆が同じ方向に向かうためには、「仲間を知る」「事業を知る」ことが必要だと感じ、それぞれモチベーションを向上してもらいたいという思いがありました。
世界70億人の全員の人生を豊かにしたい
代表中田の乾杯挨拶のあと、キックオフスタートです!
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会の中では、医師チームやCSなど、普段オンラインで交流している他部門との交流会も行われました。
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そして、代表中田より今後の事業戦略について話があり皆真剣に聞いています。
内容の一部をご紹介します。
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中田:我々の事業は、病気を予防することだけで終わらず、データを活用し一人ひとりに最適なアドバイスや検査を提供していくことです。最終的には、世界の70億人全員の人生を豊かにし、70億人全員が防ぎえた後悔をなくせる世界を目指しています。
海外だと10年前からホットな事業でして、GAFAなど大きい企業は医療に積極的に参画しています。カギを握っているのが、医療だけではなく、テクノロジーも絡めること。医療×technologyが今後は必要不可欠になります。
GAFAが医療事業に参画する背景としては、健康データを一般企業に提供する方が少なくなっていることがあります。自分の健康データを医者に提供するという人は約7割、それに対してGAFAに提供するという人は約1割です。こういう背景から、GAFAは医療会社を買収しているんです。
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一方、我々は医療人材が豊富であり、医者がテクノロジーを活用するという切り口で進めているので、そこに勝ち筋があると思っています。
また、予防医療の事業を進めていく上で、データに関するポイントは3つ、正確性・継続性・網羅性です。
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データは正確か、継続的にデータが取れるか、そのデータは深いかということが重要になります。
これからもこの3つにフォーカスしてデータを収集していかないといけません。
最後に、これからはシンプルに認知拡大を狙っていきます。
予防医療といえばウェルネス、ウェルネスといえばパーソナルドクターと第一想起していただけるよう、社会に根付かせていきたいと考えています。
正に本日こちらに集まっていただいている皆さんで、ウェルネスの事業を一緒に拡大していきたいと思っております。
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パーソナルドクターはチョッパーのような存在
次に、メディカルケアチームをリードするメディカルマネージャー兼医師の佐藤 邦智と代表中田のドクターズトークを開催しました。
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<佐藤邦智 経歴>
東京慈恵会医科大学卒業後、日赤医療センターなど都内の総合病院にて、脳神経外科医として10年以上勤務。数多くの脳卒中患者の対応、治療を行う中で予防医療の重要性を肌で感じWellnessへ参画。パーソナルドクターサービスを通じて、多様化する時代のwell being実現に向け、医師の新しい価値提供を目指す。
今回の議題はウェルネスのパーソナルドクターの理想像について。
トークの内容を一部お伝えします。
佐藤:人に興味がある方が向いていると思いますね。たまたま出会った方に興味を持つ、これは難しいと思いますが、例えば「最近パフォーマンスが発揮できていないんです」という、ふわっとした相談を投げかけられた時に、その方の生活スタイルや思いなどを深掘りしていかないと、その答えはなかなか出せない。その方に興味を持って色々と質問したり、それを解決するために何ができるかと考えていくことが大事な要素ではないですかね。
中田:僕も全く同意で、長くお付き合いしていく存在なので、目の前の相手の人生に興味を持てるかどうかが鍵だと思います。
また、パーソナルドクターは一緒に人生を送っていく仲間のような、チョッパーのような存在です。彼は、ルフィが怪我をした時はもちろんそれを治しますが、それだけでなく、ルフィのビジョンを実現するために一緒に船に乗っている、そういった人生のパートナーがパーソナルドクターなのかなと思います。
もちろん体の怪我や病気も診てるのですが、ルフィが何を目指しているのか、どういう人生を歩もうとしているのかを理解し、その人生にずっと付き合っていくチョッパー。このような仲間が正にパーソナルドクターですね。
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予防医療はこれからの世の中において意味のあること
現役医師であるメディカルマネージャー佐藤の思いを伝えたく、インタビュー記事を一部ご紹介します。
私の専門は脳神経外科で、これまで数多くの脳卒中の治療に携わってきた中で、救える命とそうではない命がある現実を見てきました。
脳梗塞にしても、生活習慣の改善や日常の行動変容によって発症の時期を遅らせたり、健康寿命を伸ばすことはできます。ただ、病院の外来では一人ひとりの患者さんに割ける時間に限界がありますから、情報を細かく集め、時間をかけて指導していくのは難しいわけです。
命に関わるような病気を発症する前に、医者として何かできないか。そこに興味を持つようになった一方で、予防の段階から患者さんに接点を持っていくのは難しい。そのようなジレンマを感じるようになっていました。
病気というのは病院に行く前から潜在的に進んでいる一方で、我々医師は病院に来た人しかタッチできない。確かに、症状が出て病院に来られる患者さんを治す、というのは医師の役割として大きなものですが、病気自体を防ぐために、より事前にアプローチする医師がいても良いのではないか? という点に共感し、これからの世の中を考えても意味のあることだと考え、ウェルネス社に参画することにしたのです。
人間ドックや健康診断の結果では表れないような病気ではない不調、たとえば睡眠の質が悪いといった悩みなどを訴えて病院に行くのは敷居が高いと思います。そこに日常的にアプローチできるのがわれわれパーソナルドクターの強みであり、医師の視点で提供するサービスとしていっそう拡充していきたい部分ですね。
病を治すだけでなく、心身の健康の維持と予防医療まで携わり、クライアント一人ひとりの生活をトータルでプラスにできる仕事はほかにありませんから、医師としてもやりがいを感じる毎日です。
※インタビュー記事はこちら
その他イベントの様子
今回の全社キックオフイベントでは、様々な企画も用意されていました♪
冒頭では、はんにゃ川島さん、グラビアアイドルの天木じゅんさんなど錚々たる方々よりサプライズとしてメッセージ動画をいただきました。
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ウェルネスの人間ドックでピロリ菌が見つかり、全て除去できたと笑顔で報告いただいたり、日々のサポートに感謝しているという内容でした。
こういったメッセージをいただくと、ウェルネスの存在意義を改めて認識できます。
また、来場者用のネームプレートには、トランプを1枚ランダムに入れてお渡ししました。このトランプは、抽選会で使います。
それぞれの景品に合わせてトランプを引き、同じ絵柄のトランプを持ってる方が当選です!
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豪華賞品が当たる抽選会は、大いに盛り上がりました。
そして、社内表彰の発表もありました。
ベストインターン賞、ベストドクター賞、ベストスタッフ賞、CEO賞を表彰。
表彰者の皆さんそれぞれ、とてもいきいきとした表情で盾を受け取っていました。
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最後に、全員で記念写真を撮影。
今回の参加人数は38人。国内だけでなく韓国からの参加者もいて、過去最多人数でした。代表やドクターの思いを聞けただけでなく、普段話すことのできないメンバーとも交流ができ、大変有意義な時間でした。
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今後とも、『防ぎえた後悔をなくす』ため、ウェルネス一同で予防医療に取り組んでまいります。
引き続きよろしくお願いいたします。
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健康を維持するためには、食事・睡眠・運動の3つの要素が重要です!
— パーソナルドクター Wellness (@getwellness_inc) October 14, 2023
どれかが不調でも他にも悪影響が及びますが、少しずつ改善することでお互いに助け合い、健康にプラスの影響をもたらします。
完璧を求めず、ツールや商品を活用しながら、健康維持に取り組みましょう!
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健康系のアプリを開発している人に惜しみなく医療現場の課題やサービスで得られた知見をお伝えしてたら、「競合になりうるのに、そんなにお話してもらっちゃって大丈夫なんですか?」といわれた。
— Kotaro Nakada👨⚕️Wellness (@kotaro_nakada) August 20, 2020
社会が前進するなら、別にそれでいいと思う。
最後までお読みいただき、ありがとうございます!