【シニアdeゲーム】ゲームリテラシー
リングフィットアドベンチャーのメインストーリーをクリアしたという話とスクショをFamilyWallにあげたところ、子供たちからちょっとした称賛を浴びたw
気を良くした私は、RFAにまつわるアレコレを、久しぶりにビデオ通話しながら長女のセリ(芹)に熱弁を奮っていたのだが、途中から彼女の頭上に「???」な文字が見えるようになった。
え、私、なんか変なこと言っちゃったかな?
セリ「ちょ、ちょっと、ママさん、画面見せてくれる?リングフィットの画面。立ち上げてみせて。」
私「え、なになに?なにか教えてくれるの?っていうか、私なんかやらかしちゃってる?」
セリ「ちょっとね、メニュー見せて........あああああ、ママさん、あのね。フィットスキルの習得とかって知ってるよね。」
私「あああ、アレね。なんかスキルセットの枠を追加したりはしたけど、それ以降は、なんかがんばってるうちに色々もらえるからさー。」
セリ(ちょっと頭を抱えて、何から説明すればいいのかと悩むような顔)
私「ほら、リングフィットってさー。要するに体を鍛えるヤツやん。とにかく体を鍛えられたらいいかなぁって」
セリ「まぁ、それはそうなんだけど。まぁ...........。それでクリアしたのかよ。マジかよ。」
解説すると、私はワールドをプレイし続けていく中で獲得していくコインやアイテムについて、一切関知することなく、ただただ目の前のタスクをこなしていただけであった。途中に「〇〇のウェアが欲しい」というミッションに出くわすと、その時だけせっせとウェアを揃えて、次に同じミッションが出てくるまで、延々と同じウェアで臨む。もちろんスムージー飲むなんてこともしないし。
日々少しずつ運動負荷を上げることに専念し、55歳BBA申告で自動設定された「6」から二ヶ月半かけて「30」にして、そこから最後のワールドに挑んだど根性プレイヤーである。モノゴトはだいたい根性でなんとかなると信じる、さすが昭和生まれのワタシ、である。
セリ「あのね、ママさん。こういうのはゲームやってる人なら大体わかるんだけど、コインがゲットできたら、そのコインで何か買えるんだろうなって普通は思うわけ。アイテムがゲットできたら、それを使って戦闘力が上がったりするのよ。だから、ゲームを始めるときには、とりあえずメニューを全部見ろ。」
おおおお、いきなり命令形www
横で聞いていたバク(麦)も発言。
バク「とにかく画面にあるものは、それぞれ意味があるのね。開発者があえて作っているものだから。自然界にあるものじゃなくて、人間がつくってるんだから。とにかくトライ&エラーだよ。なんでも触ってみて、試してみるんだよ。」
55歳にもなって、子供たちにトライ&エラーせよと励まされる私。今までの人生なんだったのか感、あるよね。オレ何も学んでなかったのかよ.....
そこからセリのご指導のもと、150ほどたまっていたスキルポイントを使ってスキルを一括ゲットした。その後、ソファーにだらしなく座りながら、たまりにたまった素材をつかってスムージーを作り続けた。
スムージー作るのにも上腕の筋肉を使うんやな。大量生産すると、これはこれでキツイ。
この話をカナメに延々と熱く語った。
「私みたいにゲームをやったことのない人間は、ゲームやる人なら誰でも知っているようなことがわからないんだよね、こういうのをゲームリテラシーって言うんだろうなぁ。」
カナメ「それ、違うよね。ゲームのリテラシーとかじゃないよね。常に自分の頭で考えろってことだよね。何でも疑問を持って、なぜこのアイテムはここにあるのかって考えない?そういうのは生きるためにいつでも必要で、ゲームに特有のリテラシーではないやろ。」
全人生を否定しにかかるのやめてよw
ゲームコンテキストの話に集約したいんだけど。もう脳内でnoteに書いちゃおうって考えたのに。前提いきなり崩すなよ......。
ということで、強引にゲームリテラシーについて語る。ちなみに私はゲーマーではないが、ITリテラシーはバッチリある。ハードの接続も、ソフトのインストールも、細かい設定その他もできるのだが、いかんせんゲームをプレイしていなかっただけだからねっ!!
1)コントローラーの基本的な使い方についてまず習得すること。
これはどんなゲーム機でもそうだし、PCゲームの場合は、どのキーを使うのかについては、ある程度のルールがあるようだ。このあたりの使い方に慣れるには、チュートリアルなどを進めながら習得する方法があるが、ちょっとかったるい。子供がいると、細かく教えてもらえるので、その点は非常に助かったのだが、とにかく最初にプレイする時には敷居が高い。高齢者の方がゲームをやってみたいと言った場合、コントローラーの基本的な使い方を習得するまでは、若い人が面倒を見てあげるといいと思う。
2)プレイ前にメニューを一通り見る。
Apple製品などは顕著なのだが、最近は、ハードが届いても説明書を読まずに直感的に使えるものが多くなってきた。ゲームもそのうちの一つだと思っていたので、とりあえず電源を入れて画面の通りに進めればいいと思っていたのだが、違った(汗)。メニューがあるなら、まずそこを一通り眺めてみるのが良いらしい。確かに最初にゆっくりメニューを眺めていたら、プレイ中にアイテムを見た時に、脳内でシナプスが結びついたのかもしれない。
3)登場するアイテムには、何らかの意味があることを理解する。
前述した通り、ゲームは人工物であるため、膨大な開発費を投じて開発された製品内に登場するアイテムに、一切の意味がないはずがない。コインなどがゲットできたなら、それで何かを購入できると考えるべきだし、アイテムをゲットしたなら、それを使うことでプレイが有利になると考えるべきだ。もちろん個々のゲームの設定によって違いはあるが、そういうスタンスでプレイする必要がある。
4)トライ&エラーする。
ゲームの世界は、すべて細かく説明書がついているわけではないが、それぞれのアイテムをさわっていると説明が出てくることがある。ゲーム内の画面に出てくるものは、とりあえず色々と触って(クリックして)みないと、その裏に隠れているアクションに気づけないことがある。誰に見られているもんでもないので、色々と仕掛けが隠れていないか、無邪気に触りまくってみることが大事みたい。
ということで、遅まきながらこれを購入した。今回は、ちゃんと色々とトライ&エラーしてみるもんね!
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