【ガーデニング】珈琲カスコンポストをフェルトプランター式にアップグレード
毎日毎日大量に出る珈琲カスのゴミを削減しようと、
ではなく。
家庭菜園をするのに非常に有効な肥料になり得るという理由で、珈琲カスを段ボールコンポストに入れ、微生物さんと遊ぶ日々であった。
自他ともに認める「オシャレから程遠い人間」の私であるが、プロセスが合理的か否か、日々のオペレーションが美しいか否かには、一家言ある。所作が雑な私が、RFAで鍛えた腕力でスコップ操作をすると、好むと好まざるとに関わらず、いやいや全力で意図していないのだが、段ボール箱の底部分を削り取ってしまうのだ。
「あちゃ。またやっちまったぜ。」
と思いつつ、底に当たらないように、スコップの角度を微調整する。が、そんなことをしていたら、底部分の土(微生物さん達)にごはんと水分が行き渡らなくなる。そろそろと丁寧に底の土を寄せては返すという動作を繰り返していると、私の野性が頭をもたげる。
「いっぺん底刺したろか、このやろ。」
嘘です。そんなこと思うわけがない。この微生物さんへの愛情あふれる私が、そんなまさか。
なぜ底が削り取れてしまうかというと、段ボール箱は水分に弱いからだ。こんな感じで水分を吸い込むと、結果的に破れやすくなるのだ。
「丁寧に扱えば問題なく使える」 vs 「それってサステナブルじゃないよね?」
そんな葛藤を毎朝繰り広げていることが、少しストレスになってきた。
通気性があればいいんだよね?
私がスコップで刺しても、破れないヤツならいいんだよね?
ということで、先日購入したフェルトプランターを採用。
巨大なのに5個入って2,000円ほど。コスパ良し。頑丈で軽く、通気性満点。トマト栽培用に2個使っているので、残り3個ある。
段ボールコンポストから、フェルトプランターコンポストへのアップグレードだ!
1、フェルトプランターに最大サイズの洗濯ネット(セリア)をセットする(理由は後ほど)。
2、そこに土(腐葉土、米ぬか、珈琲カス)を入れる。
3、チャックをしめる。
4、フェルトプランターを折りたたんでクリップで止める。通気性を確保するために、下にスノコなどを置く。
完璧やん!!
洗濯ネットを使う方法は、段ボールコンポストでの周知のノウハウなんだけど、それを採用。メッシュが細かいものを選ぶと、土も虫も通さず、容易に中身を混ぜることができる。
中に土を入れた状態でチャックをしめ、洗濯ネットごと天地ひっくりかえしたりして、大胆に混ぜることができる。なんならスコップすら不要。快適快適。間違って水に濡れようが何しようが、ビクともしないのである。最終的には、そこに土を入れて混ぜて、そのままプランターにしてしまっても良い。汚れたら水洗いできるし、ボロボロになったら、折りたたんで燃えるゴミに出せる。
予言していいかしら。
段ボールコンポストブームは下火になり、次の主流は「フェルトプランターコンポスト」だね。
とにかく、安くて、簡単で、軽くて、扱いが楽で、丈夫。
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