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尾上製作所のピザオーブンが届いた

 カナメくんったら。

本気で我が家のKABUTOくんのメンツを潰しにかかっておる。

我が家に届いたのはコレ。

彼を責めてもいいですかねぇ。

あれほどまでに私が反対したKABUTOくんを買ったキミが、同じ用途のさらに価格が桁違いに安いものを買ったわけですよ。

それみたことか、となじっていいですか。

ねちねちと嫌味言いまくってもいいですか。

カナメ「あれ(KABUTO).........失敗したかなぁ.........(しゅん)。」

ぎゃああああああ、私の性格を熟知しているカナメくん。いきなり先手を打つ。自ら反省モードに突入。

弱いものを更に上から叩くようなことができない私の性格をよくご存知で(汗)。

私「そ、そんなことないよ!KABUTOくんは、あれはあれですっごくピザも美味しかったし。ピザだけを焼きたい時は、やっぱり専門のツールがあるほうがいいよね。」

カナメ「でも.......ぶっちゃけ、いらないよね......。」

私「いや、置いておくスペースはあるし、また使うこともあるって。いざとなったらジモティーでも売れるだろうし。」

カナメ「お前、よく知ってるな。そうそうジモティー。こんなのメルカリで売るの大変や。梱包できへん。オレ。」

ジモティーでは、買い手さんに取りに来てもらうことができるのである。梱包しなくていいもんね。

おい、本気で売るのかよ。

その前に、ちゃんとピザが焼けることを確認せねばだ。

実を言うと、KABUTOくん、ピザを焼く用途に限定するとすっごくいいんだよね。めちゃくちゃ上手に焼ける。ただし焼く人は意外と大変。

あっという間に焼き上がるから、秒刻みで中身をチェックしてピザを前後反転させたりしないといけない。逆に言うと、ピザだけを大量に焼くニーズがある場合は圧倒的にいいものだ。ピザを家庭用オーブンで焼こうと思うと、一枚ごとに意外と時間がかかる。複数枚をどんどんと焼きたい場合は、ちょっと間があいちゃうのだ。

だから、末っ子のバクのように異常にピザが好きで大量に食べたい人には、非常にいいものだ。正直言ってお店レベルのものが焼けるからね。

検証せねば。

とは言え、今すぐ焼きたいと言われても、家にあるのは市販のミニピザのみ。

カナメ「なんでもええで。他にも焼きたいものがあったらそれでもいいし。」

では、市販のミニピザとチキンを焼いてみるか。

スノーピークの焚き火台(L)に乗せたところ。

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庫内の温度が上がるのを待って、高温になったところでミニピザを投入。ほどなく焼き上がった。鶏肉もイモ類と一緒に百均のステンレストレーに乗せて突っ込んでみた。

ピザはすぐに焼けたし、チキンは時間をかけて焼き上げた。特に問題はなさそううだが。

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一点気になったのは、本体の上部分に取り付けられている温度計が指す温度が、意外と高くなかったこと。250度以上にならなかったのだ。

庫内の温度を測っているわけではないし、実際にはちゃんと焼けてはいたのだけれど、表の扉を開けると、簡単にそして露骨に温度が下がるのだ。

実際にキャンプに行ってピザを焼こうと思うなら、この尾上製作所のピザオーブンは軽量かつコンパクトで良いと思う。持ち運びに何ら問題はない。現実的な選択肢としては圧倒的にこちらに軍配はあがる。

でも、ピザの焼き窯としては、KABUTOとは結果が異なる。

もしかすると、焚き火台に乗せていた燃料の量が少なくて、火力が弱かったということも考えられるが、そもそも別モノと思った方がいいかも。

KABUTOくんを手放すのは嫌だなぁ。ピザが本当に美味しく焼けるから。

ということで、ピザもチキンも焼けたので、のんびりとコーヒーを飲みながら焚き火に突入。KABUTOくんの処遇は一旦保留だ。

自宅で焚き火ができると何がいいかって、それはもう直後にすぐにシャワーを浴びられることかな。どうしたって体中に匂いがついちゃうのでね。そのまんま寝ると、自分自身が燻製になっちゃったような気になるので、やはりさっぱりしたいのだ。

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いま使っているチャコールはこれ。

以前使っていたのは、こちら。どちらも問題なく使えるよ。


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