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透明な吊り橋の上で

こころが、ゆれる。

好きな人やモノに触れたとき。
スマホやテレビから届くニュース。
ドラマのワンシーン。
他人の何気ない言葉。
夕焼けの空。

わたしのこころが、ゆれる。

柳の木のように。
吊り橋のように。
湖面の波のように。
月の引力で満ち引きする海のように。

ゆらゆら、ゆれる。

揺るがないものに憧れるけれど。
ゆれることは決して悪いことではないと。
ここまで生きてきて、ようやく思えます。

目指しているもの。
向かおうとしている道。
大切なこと。
大切なもの。
大切なひと。

変わらないこともいいけれど。

変わっていってもいいんじゃないかな。

ゆれることで見えてくる。

アカンかったら、やり直せばよろし。

ゆれるこころを楽しみながら。

今日もゆらゆら。

透明な吊り橋を歩き続けます。

●みやちゃん