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インフルエンサーになるための心構え YouTubeコンテンツの具体化

これまでの経緯

ビジネスをコンセプトレベルから構築していく過程をまとめている。サラリーマンで副業を始めたい人や、起業したいと思っている人に見てもらいたい記事になっている。現状、情報ビジネスでインフルエンサーになるという抽象的な目標だけはできた状態だ。しかし、情報ビジネスでインフルエンサーになるためにはいくつか注意すべきことがある。本記事ではインフルエンサーになるための心構えについて考察していく。

今回のテーマ

・情報ビジネスを進めるための心構えについて

・YouTubeコンテンツの具体化

インフルエンサーについて

インフルエンサーとは、主にSNSでの情報発信によって世間に対して大きな影響を与える人物の総称です。 一般的にはユーチューバーやインスタグラマーなど、SNSでのフォロワー(ファン)が比較的多い人たちのことを指します。

このような定義がされている。だいたい1万人以上に対して影響力を発揮できる人をインフルエンサーと呼ぶと記事で見たことがある。当然ながら、業界規模にもよると思うので一概には言えないのだが、1万人というのを一つの目安としたい。

今週一番私の記事の中で読まれているのは下記のコンテンツである。

私のnoteは1週間で400近いPVが稼げている状態であるが、そのうちの10%にあたる40近いアクセスが上記のコンテンツである。やはり、フォロワーが増えないという悩みを持った人間というのは多くいるということが明らかである。フォロワーを増やしたい、これは「インフルエンサー」になりたいということなのだろうと思う。理想とする自己イメージというのは自分自身が1万人の人々に影響を与えている姿なのだろうなと思う。私自身もフォロワーが増えると非常に嬉しい。「いいね」をもらえると書いて良かったと素直に思える。影響力というのは人間が持つ強い欲望の一つなのだと改めて感じさせられる。

私のコンテンツはある意味、自分自身がインフルエンサーになるために何を考えてどのように行動するのか?ということを書いているのでインフルエンサーになりたいと考えている人にとっては共感的理解がなされるのではないだろうか。私自身の希望する姿というのは「インフルエンサーになること」だ。活動の軸がインフルエンサーになることというのを常に意識しておかないとブレてしまう。収益がいくらとか、稼げるかどうかなどどうでも良い。シンプルに自分自身が「インフルエンサー」になるということを強く望んでいる。この自分自身の根源的な欲求については再確認した。私のnoteやtwitterの読者はインフルエンサーに憧れる人ということが対象になると思う。共通の目標に向かって活動している人の近況というのは気になるものだ。

サラリーマンなので顔出しできない

インフルエンサーになるためには何をすれば良いだろうか。昨今では顔出しをしているインフルエンサーが多いので、顔を出していない人間というのはそれだけで信用されないという根本的な問題はあるだろう。しかし、私の会社は副業禁止ということなのでYouTubeに大々的に参加しているということが会社にバレてしまうと問題になりかねない。なので、顔を出すということは基本的にNGというハンディキャップを背負いながら進めないといけないというのが基本的な心構えである。顔出ししない状態でいかにリスナーの人の信頼を獲得するのかということが問われるということになるわけだ。

家族・会社優先で労力を掛けられない

インフルエンサーになるためには、質の良いコンテンツを大量に作成する必要がある。しかしながら、子供が生まれたばかりという環境があるため、限られた時間の中で作成する必要がある。会社はリモートワークなので仕事の合間にやるということになるわけだが、サラリーマンとして与えられている仕事についてもしっかりと成果を上げられるようにしなければ本業がぐらつくことになってしまう。限られた時間の中でインフルエンサーになるためには、自分自身のプライベートの時間を効率的に活用してコンテンツ作成に注力していく必要がある。1日24時間の内、8時間睡眠とすれば16時間活動できる。そのうち、会社と家族に分配する時間を考えると1日、1~2時間程度捻出できれば良い方だろう。この1~2時間をフル活用してインフルエンサーにならないといけないという意味では、インフルエンサーにフルコミットしている人たちと比べてかなりのハンディキャップを持つことになるのだ。

弱みが応援される材料になるか

とはいえ、これらの状況を説明することでファンになってくれるお客さんも現れてくれるかもしれない。他力本願ではあるが、自分自身の状況を共有することによって本業でインフルエンサーになってほしいという期待を市場から集めることができるかもしれない。自分自身のプロフィールというのは包み隠さず話をして「あるがままの姿」を共有してファンをつかんでいきたい。弱みを強みに転換できれば可能性は開ける。

労力がかかるコンテンツの作成は難しい

とはいえ、取材に時間が掛かるようなコンテンツを作成することは非常に難しい。なので、最新の情報を誰よりも先に取材して情報発信していくようなポジショニングを築くことは現実的ではない。ある程度、先発のインフルエンサーがコンテンツ化して話題になっている状態で「後だしじゃんけん」をして勝負に勝つという方法しか難しいと思う。当然ながら先攻優位性というのはあるが、後攻優位性というのもある。私は労力が欠けられない分、後攻優位性を築けるようなポジショニングでコンテンツ作成に挑む必要があるだろう。

YouTubeという市場について

YouTubeというのは、現在大手企業も参入する一大マーケットに育っている。百戦錬磨の広告代理店などが参入している極めて共創の激しい市場である。この市場で戦っていくということを肝に銘じなければならない。そして、戦いというのは常に「弱肉強食」である。強いものが弱いものを食うという基本的な考え方というのはどの世界でも同じことである。もちろん、強者が戦う市場に参入するということは比較されるということであって、過小評価を受けてしまうリスクは非常に高いのだが、やり方次第では優生のある戦い方ができるのではないかと考えている。

ランチェスター戦略

ランチェスター戦略というのをご存じだろうか。ランチェスター戦略というのは弱者が強者に立ち向かっていくために必要な心構えのことだ。戦略というのは基本的には「勝てる試合だけ勝負する」ということがコンセプトである。負ける試合は避けて、勝てる試合だけ勝負する。究極は戦わずして勝つことが戦略の最重要な価値観である。そういった意味で私一人、正確には妻も企画に参加してくれるわけだが、少ない人数で市場で戦うためにはある程度、戦略を巡らしておかないと価値提供するというのは難しいということになる。ここで思い浮かんだのがランチェスター戦略である。

ランチェスター戦略では、弱者の戦い方と強者の戦い方を2つに分けて説明している。

弱者の戦い方

局地戦…ビジネスの領域を絞る
一騎打ち…1社限定と競合する
接近戦…敵ではなく、顧客に接近する
一点集中…1点に絞って戦う
陽動作戦…競合相手の裏をかく戦法

強者の戦い方

広域戦…大きな市場をねらう
確率戦…アイテム数を積極的に増やす、新製品を積極的に売り出す
遠隔戦…広告などを大々的に行って離れて戦う
総合戦…すべての武器、力を総動員して勝負する
誘導作戦…こちらの戦いやすい場所に誘導して勝負する

ここから学べるのは、弱者の立場であれば一つの領域に集中するべきであるという教えである。これはよく理解できる。この考え方に基づけば大きな市場を狙わずに小さい市場で尖ることで強者を避けて戦うことができるということなのだ。ただ、ここを考えるともともと企画していた京都YouTubeチャンネルのような考え方になる。戦う相手は「コタツは~~ん」しかいない状態なので一騎打ちを狙うことができる。これがランチェスター戦略に基づけば、優生性のある戦い方ということになるわけであるが、これでは読み込みが甘いと思う。私自身はYouTubeの初心者ということで明らかに弱者であるが、セミナーやプレゼンテーションという観点でいくと「強者」としてふるまうことができるのではないだろうか。自分自身が本当にマーケットを獲得してインフルエンサーになろうと思えば、弱者の戦略では絶対にダメだ。自分自身が強者として振舞える市場の選定というのが最も重要な位置づけということになる。これはこれまで考えてきた。コアコンピタンスの話に通じるのでそちらを参考にしてもらいたい。

自分自身が強者になれる動画を見つける必要があるということだ。そして、それらのコンテンツというのは自分自身が強者として戦えるような市場ということになる。これはどのような領域なのか分析していきたい。

強者は案件を食う 広告宣伝のない市場

おそらくなのだが、インフルエンサーとして自分自身のポジショニングを確立している人、あるいは大企業や広告代理店などビジネスを本筋としてやっている人が参加しないような市場でかつ、大多数の人間が関係者となるような市場を見つけ出せば良いのだ。金のためだけにやっているわけではなく、案件ばかりこなしているインフルエンサーは次第に再生数が取れなくなってくるという問題が発生する可能性はあるが、案件化されていない市場というのが重要なのかも入れない。つまり、広告宣伝費に消極的なマーケットということになる。広告宣伝に対して消極的なマーケットというのは、案件化していない可能性があって弱者ばかりの市場でコンテンツを提供できるかもしえれない。これは心構えとしてもっておきたい。

B2C

とはいえ、ボリュームのある市場に参入しないといけない。ボリュームがある市場というのは基本的にはB2Cの市場ということになるだろう。法人相手の動画サービスよりも個人向けの動画コンテンツの方が伸びるのは明らかである。基本的には対象を広くもち、サービスを案内していきたい。なので、B2C向けのサービスを行っている企業を応援していくというのは、ほぼマストであると思う。私の見ている動画で経営コンサルタント向けのコンテンツを積極的にアップロードされている方がいるのだが、コンテンツの質は極めて高いのに、当然ながら市場選定がB2Bで、かつ経営コンサルタントという風に限定して動画コンテンツを作成しているので数字が伸びていないのだ。あれだけ優秀な人間でも数字の取れないコンテンツしか作れないのだから市場選定というのは極めて重要だなと思う。

下記は私がいつも参考にしているコンサルタント向けコンテンツ。

やはり市場が小さいので再生数が伸びない。

基本的に彼らは再生数を追っかけているというよりも、特定のお客さんに深く刺さるコンテンツを作成して、採用や自社サービスに誘因してマネタイズしているのだから私が目指している方向、求めている数字とは違うということは明らかにしておきたい。

また、私自身がコンサルティング会社でB2Bのビジネスをしていて、基本的に副業禁止ということなので会社への忠義という意味でも自社のサービスとバッティングするようなコンテンツの作成はしたくないというのはある。B2Cであれば基本的に被らないので問題ないと思われる。

大多数の人が関与しているコンテンツに集中する

大多数の人が関与しているコンテンツで広告宣伝を積極的に行わない市場というのは何があるだろうか。私は「スーパー」に関係するコンテンツを作成しようとしている。スーパーを利用しない人って日本中どこを探してもいないのではないかと思う。しかも、B2Cビジネスで勤め先とバッティングしないし、かつ広告宣伝を打つのは商品のメーカーであってスーパーがYouTube広告を出すということは考えにくい。出したとしても特売のチラシ広告である。なので、今回考察してきた参入する市場としてはスーパーマーケットに関する情報提供を行うという形にしたい。そうすれば、あらゆるジャンルのコンテンツを作成できるので市場規模も大きいのではないかと今のところ考えている。次回はスーパーマーケットに関係するコンテンツで視聴者が求めている情報というのはどのようなものなのかを考察していきたい。

次回予告

スーパーマーケット関係の求められるコンテンツとは何か


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