悩み相談「全然上手くやれなくて、社会人に向いていない気がします」



はい、ご相談ありがとうございます。

社会人に向いていない、、、なかなか、悩ましいですね。
働き始めたばかりなんですかね。、、、ちょっと考えてみましょう。

上手くやれない、ということと、向き不向き、の話が繋がっていますが、
ちょっと分けてみましょうか。
上手くやれるかどうかは、能力と方法論の話で、
向き不向きは長所短所と適性の話です。ちょっと違うんですね、

さて、上手くやれない、ということに関して。

二つの可能性があります。
一つは、能力はあるけど、自信がなくて、それを肯定できない。いわば完璧を求めている。
一つは、能力がなくて、単純にできなくて、頑張っているけど、成果が追いついてこない。

どちらでしょうかね。
前者なら、周りの人はそんなに自分が思っているほど責めていないと思います。
後者なら、周りからの理解で変わってきますが、頑張ること自体が、しんどいのではないでしょか。

ここで、社会人に向いていないのではないか、と言う話をしようと思うのですが、
社会人に向いている、つまりうまくやれる、とはどういうことかを考えてみました。

=「うまく人と関わって、適度に自分のできる範囲で頑張って時々力を抜いて上手に働く」
ということではないでしょうか

もしも自分を非難する人がいたら、出てくる悩みはもっと違う形になって出てくると思うので、
今回は、仕事の方法について、話をしていきます。

自信というものは、「自己有能感」「自己肯定感」「自己信頼感」から成り立つものだと思ってます。
なので、「自分は周りに働きかける力がある。それを自分で肯定できるし、そのことを自分で信じている。」
と思えなければ、自信と言うのは、なかなかついてこないのではないでしょうか。
自信は周りからの受け止めや自分の出来た、という実感から積みあがっていくものなので、どうしても時間がかかります。なので、ここでは、発想の転換で、リスクが見える、という長所で活かすことをお勧めします。

そうなると必要なのはストレスコントロールと、自分との向き合い方になります。

ストレスは漠然としていることほど大きく感じる傾向があります。
具体的に「これとこれ」が自分にとって悩み、負担、ストレス、と言葉にしていくと軽減されます。

「過剰に責めてしまう」あるいは「完璧さを求めてしまう」傾向があるのでは、
と察しましたが、いかがでしょうか。

金原のアドバイスとしては、現在地が一つの目印になりますよ、というのがあります。

現在地とは
「できる自分」「できない自分」
「これから頑張りたいこと」「どうやって頑張るか」
ということで、これらを具体的に、言葉にしていきます。

多くの人が「頑張る」をキーワードに自分に課しているように私には見えますが、
頑張るには
「どれだけ」という量的な部分と、
「どこへ向かって」という質的な部分が必要です。

それは自分の消費エネルギーをコントロールすることにも繋がります。

私が思うに、
消費するエネルギーを自覚し、
自信のなさを把握し、
漠然とした得体のしれない不安と向き合いながら、
どうやってそれらを一つ一つクリアにしていくか、

ということと、
その歩みの中で自分なりのやり方を見出し、
その手応えと頑張りは全面的に褒め、
認め、
「よく頑張っているぞ、自分」と励ましながら、
自身が消耗しない継続のできる働き方を身に着けていくことが、
「上手く社会人やる」ということなのではないかと思いました。

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