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プロダクトデザイン本部マンスリーレポート_2024年6月

こんにちは。『週刊プロデザ』です。
6月のプロダクトデザイン本部マンスリーレポートです。
今月は2024年上期の最終月ということでこれまで仕込んできたいろんなものがドドッと公開された月でした。

デザインシステム更新のリリースラッシュ

先月も紹介したデザインシステム拡充状況をお伝えします。
今月は上期最後の追い込みということもあって多くのコンテンツが公開されました(実はこの記事を書いている裏でも公開に向けてメンバーがレビューをがんばったりしています)。

怒涛ですね。
こんなに一気に書けるなら普段からコツコツと書けば良いものですが、いかんせん人間とはそんなにうまくできてはいないのです。

今回公開されたコンテンツは「視線誘導」や「余白の取り方」などそのままプロダクトデザインの基礎学習に使えるものから「ページレイアウト」や「モバイルレイアウト」といったユーザーに対してプロダクト体験を一貫性を与えるための重要なガイドラインとして機能するものなど多様なコンテンツが追加されました。
今回の追加でデザインシステムに追加したいと考えていたコンテンツの90%程度を加えることができ、ようやく「チームでのプロダクトデザイン」を行う道具が揃ってきたなと実感しています。

ちなみに、これらのコンテンツはドキュメント化することを目的にしてるのではなく「UIデザイン使用性チェックリスト」の参照すべき基準として活用することを目的にしています。

つまりここからが本番なのです。
来月からはいかに「UIデザイン使用性チェックリスト」を活用してマルチプロダクトにふさわしいUI品質を担保していくかの取り組みに入っていきます。
デザインシステムを使いこなす組織としての新しい取り組みが今から楽しみです。


新規プロダクトのリリースラッシュ

6月はタレントマネジメントの新規プロダクトが立て続けに3つもリリースされました。

これらの新規プロダクトの立ち上げに対してプロダクトデザイナーは既存プロダクトの開発に関わりながら並行して0-1のプロダクトデザインを行っています。

SmartHRというプロダクトは外から見るとある程度成熟したプロダクトとして捉えられることも多く、そのようなフェーズだと0-1のプロダクトデザインの機会はあまりないのでは?と思われがちです。
ですが、今回のリリースラッシュでもおわかりのように0-1の新規プロダクトのデザイン機会はありますし、むしろこれからまだまだ立ち上げが続いてきます。
0-1の新規立ち上げから1-10の改善・拡大のフェーズの良いとこ取りをできるのが今のスケールアップ企業としてのSmartHRの良さだとも思います。

以前、スケールアップ企業としてのSmartHRについて弊社CEOの芹澤さんが「腕を試すには最も良いフェーズの企業」と語っていましたが、プロダクトデザイナーにとっても今の環境では試せていないことを試す機会がたくさんあるのではないかと思います。

既存プロダクトの開発ばかりなので0-1の新規のプロダクトデザインを経験をしたい方。

プロダクト立ち上げ後の改善フェーズに関わることがなく1-10の改善でプロダクトを成長させる経験をしたい方。

プロダクトの立ち上げや改善は一通り経験したので、マルチプロダクトのようなより複雑で難易度が高いプロダクト開発を経験したい方。

すべての人になにかしら新しい「腕試しの経験」があるのではないかと思います。

さいごに、先月のマンスリーレポートの伏せ字部分を公開して終わりたいと思います(先月の段階ではまだ社内でも非公開情報でした)

組織体制のアップデートを行ったりしています

24年下期に向けてプロダクトデザイン本部の体制変更を行っています。
今回の変更ではマネージャーが立てられたり、ユニットが分割されてチーフが増えたりとマネジメント体制をより骨太なものにするための変更を行いました。
適用されるのは7月からですが、今後の事業の拡大に備えて今からスケール可能な組織体制を作っていきたいと思います。
ちなみに、体制的にはタレントマネジメントのプロダクトに対してプロダクトデザイナーが足りていない状況なので興味ある方は気軽にご連絡ください。


はい、そんなこんなで6月のプロデザマンスリーレポートでした。
日々慌ただしくやっていますが、プロダクトデザイン本部を取り巻く環境が半年前と今とではまるっきり変わるスピード感は退屈にならなくて良いなと思うばかりです。
「そろそろ新しい腕試しがしたいなぁ」と思っている方はぜひお話だけでも聞きに来ていただけたらなと思います。

それではまた。

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