お茶と言ったらやっぱりこの会社「お〜い、〇〇」
どーもー!
週間ベストポストのタケです。
緑茶のことを調べて行ったらやっぱりこの会社に行きつきました。
なんといってもこの会社のIR資料、どんだけお茶と向き合ってるねんってくらい、他の飲料系の企業とは比べ物にならないくらい、普通に資料として面白かったので今回は伊藤園さんについて取り上げようと思います。
株式会社伊藤園
国内飲料市場の動向
国内飲料市場規模は4兆円程度で緑茶の市場規模は1兆円程度とのこと。
ここで面白いのは「無糖飲料」というくくりで見ていて、その規模が年々拡大してきているということ。
たしかにコンビニコーヒーの味が良くなって来たと共に缶やペットボトルのコーヒーが美味しくなって来た気がするのと、最近の推しはタリーズのカフェラテ(無糖)です。
緑茶飲料の動向
伊藤園の緑茶のシェアは35%で売り上げとしては1600億円。ということはペットボトル1本150円だとしたら10億本も売れてるということに・・・!!つまり1日300万本も売れているという計算に。
また若者向けにもマーケティングを行っていきながら緑茶に触れ合う努力までされており、次の世代にもキチンと緑茶を伝えようとする努力もされている姿勢がやはり緑茶のリーディングカンパニーとして市場を先導していっておりますね。
緑茶リーフ市場(茶葉)
お茶っ葉のことを「緑茶リーフ市場」というなんて知らなんだ・・・。ガチのお茶っ葉の市場規模は徐々に右肩下がりにはなっておりますが、「簡便性リーフ製品」に関しては右肩上がりに。簡便性リーフ製品っていうのはティーバッグだったり粉末で淹れられるお茶のことですね。
確かにお茶っ葉は買わないですが、お湯を沸かせばさっと淹れられる緑茶は会社だったり家でもたまに緑茶が飲みたくなる時は買ってしまいますよね。
ノンカフェイン飲料
ノンカフェイン市場に関しては10年で1.4倍になりながら麦茶の市場は2倍になってます。
矢野研究所の飲料業界のリサーチ結果で以下のようなことが言われているのもあり、眠れない要因を避けるような慣習が一部では一般的になって来ているようです。
無糖コーヒー飲料
やはり2020年には「コーヒー飲料市場」は一度かなり落ち込み、そこからは横ばいに進んでいながら、タリーズコーヒーの売り上げは上がっております。コロナ禍ではドリップコーヒーを自宅で淹れるというような行動が増えたのもあってか、ブラックコーヒーも少し味フォーカスに向かって行った結果、缶・ペットボトルのコーヒーではなく、コンビニコーヒーの淹れたてのもの、もしくはコーヒーショップでコーヒーを買う人が増えたのかもしれません。(参考:コロナ禍で自宅で飲むコーヒーの消費量は増えた?減った?)
その証拠にタリーズコーヒーの売り上げが2022年度からはコロナ前を上回る売り上げになっております。(ちなみにチェーン店の「ブラックコーヒー」ではタリーズコーヒーが一番好きです。)
タリーズコーヒージャパン
タリーズコーヒーのスタンドタイプの店舗にはまだ出会ったことがないのですが、街中よりも、確かに駅ナカにタリーズコーヒーの店舗を見かけることが増えた気がします。(駅周辺・空港施設等のインフラロケーション比率13%→20%)
伊藤園のグローバル戦略
海外での日本食の流行から、健康志向といったところで、海外のお茶といえば甘いイメージが強いですが、最近では無糖の緑茶も増えており、シリコンバレーでは近年、無糖のものが選ばれる傾向にあり、水や緑茶が多くの企業の共有の冷蔵庫に設置されるようになったとのこと。(参照:海外の緑茶人気を牽引するアメリカの最新お茶事情 ~サンフランシスコではIT×お茶の最新サービス、シリコンバレーの先端企業ではワークコンディショニング飲料に~)
少し話が脱線しますが、ティーツーリズムなるものもあるようで京都おぶぶ茶苑というところでは海外からインターン生も受け入れてるとのこと。
というように今回は株式会社伊藤園を取り上げさせていただきました。さすがとしか言いようのない緑茶のリーディングカンパニー。海外では抹茶ばかりが取り上げられがちだと思っていたら緑茶もようやく受け入れられて飲まれ始めてるなんて今回初めて知りました。
早く世界でも「健康に良いから」という理由だけでなく、日常的に飲まれるような立ち位置に行ってくれるといいなと思いました。
それではまたー!
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