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赤い魔女の日記-番外編

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#催眠

催眠媚薬風呂(2)

「ああ、暑いのに来てくれてありがとうございます、先輩」
 抱き締めたくて仕方がないのを一生懸命抑えていると先輩が両手を広げてくれたので、気兼ねなく抱きついて存在しない尻尾をたくさん振った。先輩からはいつものいい匂いがして、背中には普段より少し大きめのリュックが背負われていた。
 先輩、赤羽先輩。僕の大好きで大切な先輩。僕のご主人様。好きです、大好き。いつの間にか口から溢れ出てしまっていた心の声を聞

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催眠媚薬風呂

 宮野先輩は妙にそわそわした様子で北口に立っていたけれど、改札を通ろうとしたわたしの姿に気付いた途端に嬉しそうな顔をした。飼いマゾでもないくせにわたしの顔を見ただけで嬉しそうな顔をするんだ、ふーん可愛いじゃん、と思いながら近付く。
 漫画の売り上げが入ったからお礼がしたいと宮野先輩が言い出したのはつい先週のことだった。先輩の想像以上に百合えすえむ漫画が売れたらしく、新しい話も書きたいと言い出したの

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