見出し画像

【元化粧品開発者が教える】赤ちゃんの日焼け止め

※ 必ずはじめにこちらをご確認ください - 免責事項

赤ちゃんは日焼け止めが必要でしょうか?

赤ちゃんの肌は大人の肌とは違い、皮脂膜が薄く、刺激によるダメージを受けやすく、角質層や表皮が薄く、保湿力がないのが特徴です。

日光に含まれる紫外線は過剰に浴びることにより、シワ、シミなどだけでなく、皮膚がんのリスクがアップするというデメリットがある一方で、紫外線は健康維持に必要なビタミンDを生成するというメリットもあります。そのため、うまく付き合っていくことが大切です。

日焼け止めの選び方

Broad spectrum, water resistant (waterproof)、SPF30以上
アメリカではこれらの表示があるものが、AADにより推奨されています。SPFはUVBに対する効果、Broad spectrumはUVAに対する効果(日本で言うPA)を示します。
 ※AAD=American Academy of Dermatology Association

Titanium dioxideやZinc oxideが使われているもの
日焼け止めの有効成分には紫外線吸収剤と紫外線散乱剤があり、散乱剤の方が肌へ低刺激であることから、乳幼児へはこちらの使用が好ましいです。
 ※Titanium dioxide, Zinc oxideは紫外線散乱剤の有効成分

・日焼け止めの使用は基本6ヶ月以上、かつ肌の状態が落ち着いている時からスタートするのが好ましい 


日焼け止め以外の対策方法

・10a.m.~2p.m.:紫外線が強いので散歩を控える

・日陰を利用

・UVカットの帽子やカーディガンを使用

・肌の露出を控える

日焼け止めが使用できない生後6ヶ月までは特にこのような対策が有効です。


日焼けをしてしまったときの対処方法

・まずはしっかり冷やす

・しっかり、ローションなどで保湿(この時、刺激の少ないものを選択)




執筆者:白倉歩輝(スキンケアアドバイザー)
無断転用・転載を禁止します
©︎ Womxn’s Collaborative 2021

「アメリカでの妊娠・出産・産後お役立ち情報」noteマガジン、無料公開中

▽ 情報ぎっしり!「アメリカでの妊娠・出産・産後お役立ち情報」pdf ▽

・ ・ ・ ・ ・ ・ ・


ご寄付のお願い

ウィコラは女性とafab*の一生・地域の健康に寄り添う活動を同じビジョンを持つ仲間とつながり協働しながら推進している非営利団体です。

女性とafab*の一生・地域の健康のため、情報を無料提供しています。
私たちの活動にご賛同いただける個人・団体からのご寄付をお受けしています。
どうぞ応援よろしくお願い致します。

ご寄付ページ

*afab は assigned female at birth の略。出生時に割り当てられた性別が女性の人という意味。

妊娠産後サポート会

月1回を目安に「サンフランシスコ・ベイエリア妊娠産後サポート会」も開催中です。
詳細はウィコラのインスタHPでご確認ください。


最後までお読みくださりありがとうございました!

スキ、コメント、フォローなどで

ウィコラの活動を応援いただけると嬉しいです!

▽  ▽  ▽