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赤ちゃんに安全な睡眠環境

アメリカからこんにちは!

アメリカ・カリフォルニアを拠点に活動する非営利団体、ウィコラです。

この投稿はウィコラが発行している『アメリカでの妊娠・出産・産後お役立ち情報』デジタル冊子の一部を抜粋したものです。

※ 産後は3か月までの内容です。医療文化・薬の名前はアメリカ、各所連絡先は主にサンフランシスコ・ベイエリアを想定したものです。ご了承下さい。

 ※ 内容の取り扱いについては必ず「この冊子の取り扱いについて」をご覧ください。

※ 赤ちゃんが寝てくれずにお悩みの際は、小児科や睡眠コンサルタント/sleep consultantに相談してください。

https://www.wecolla.org

SUID(予測不能乳児突然死)

  • 何の予兆や既往歴もない赤ちゃんが突然死に至る病気です

  • 詳しい原因がわからないケース(乳幼児突然死症候群/SIDS)もありますが、アメリカ小児科学会は予防策として以下をあげています

確認したい安全対策

  • 1歳までは赤ちゃんを硬めの寝具仰向けで寝かせる

  • 生後6ヶ月までは保育者と同じ寝室にベビーベッドを置く(できれば1歳まで)

  • 赤ちゃんの体温が上がりすぎないよう注意する

    • 室温や洋服に気をつける

    • 帽子など就寝時に外れる可能性のあるものもベッドに入れないようにする

    • 就寝時の服装はこちらのブログを参考にしてください

  • 保育者は喫煙しない、喫煙者から赤ちゃんを遠ざける

⚠️ 危険な睡眠環境 ⚠️

  • 横向きやうつ伏せに寝かせる

  • 枕、ブランケット、ぬいぐるみなど柔らかいものをベッドに置く

  • ソファや椅子などに寝かせる、または抱っこして座りながら一緒に寝てしまう

  • 添い寝 

    • 添い寝をしたい人・してしまいそうな人は、ラマーズ・インターナショナルが出している、なるべく安全にするためのアドバイス(英語)をご参照の上、ご自身の責任でご判断ください

  • 保育者の飲酒、違法ドラッグ、睡眠薬の摂取など

その他

  • おしゃぶりの使用や母乳は SIDS のリスクが低いとされています

  • 赤ちゃんの呼吸や心拍数のモニターの使用は推奨されていません

  • 定期健診・予防接種を受けることも重要です


執筆者:
柏雪子 アメリカの小児科医・ラクテーションコンサルタント
シェラット実穂 IPHI妊婦と乳幼児の睡眠コンサルタント

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ウィコラでは女性とafab*の一生・地域の健康に寄り添う活動を同じビジョンを持つ仲間とつながり協働しながら推進しています。

*afab は assigned female at birth の略。出生時に割り当てられた性別が女性の人という意味。

定期的に「授乳&睡眠サポート会」の開催も予定しております。
詳細はウィコラのインスタHPでご確認ください。

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