赤ちゃんの睡眠の傾向
アメリカからこんにちは!
アメリカ・カリフォルニアを拠点に活動する非営利団体、ウィコラです。
この投稿はウィコラが発行している『アメリカでの妊娠・出産・産後お役立ち情報』デジタル冊子の一部を抜粋したものです。
生後0ヶ月~の様子
生まれて最初の3ヶ月は4th trimesterと言われ、お腹の外に慣れるのに必死な時期です
すぐ起きることも、よく知っている人がいないと寝られないこともよくあります
この時期は安全な環境で、安心させてあげることを優先しましょう
生まれてしばらくは昼夜の区別もなく、目安となるスケジュールもありません
お昼寝も1回が30分~4時間などとバラバラなことも普通です
生後3ヶ月頃から赤ちゃんの体内で睡眠ホルモン(メラトニン)の生成と分泌が始まり、昼夜の区別がつき始めます
生後0ヶ月~できること
昼夜の区別をつけるお手伝い
朝起きたら日光浴をする
日中は睡眠時も明るく生活音のする環境、夜は授乳やおむつ交換時にもできるだけ暗い環境を用意
昼夜の区別がついたら、日中の睡眠も可能であれば夜と同じ暗い環境を用意する
肌が直接触れ合うスキンシップ/skin to skinを毎日する
腹ばい運動/tummy timeを毎日する
親やきょうだいの心身の健康管理
不快を取り除く(空腹、服装、睡眠環境、体調不良、など)
目安となる睡眠量
ー 赤ちゃんと子供の必要な平均睡眠時間 ー
これらはあくまでも平均的な数値で、個人差があります
成長が順調で、日中は元気に過ごし、夜泣きなどのトラブルがなければ気にし過ぎることはありません
寝かせるタイミング
赤ちゃんを寝かせるタイミングを知る代表的な方法で「眠いサイン」と「活動時間」があります
眠いサイン
眠いサインも個人差があるので、我が子の眠いサインを観察してみましょう
「大きなあくび、目をこする、激しくぐずる」はかなり眠くなっているサインかもしれません
疲れ過ぎてなかなか寝つけない場合は、もう少し早いタイミングで寝かせてみましょう
ー よくある眠いサイン ー
活動時間
活動時間は赤ちゃんや子供が元気に続けて起きていられる時間です(以下表参照)
特に生まれてすぐの赤ちゃんは本当に少ししか体力が持ちません
元気そうに過ごしていても、その子の活動時間を越えて疲れすぎて興奮している場合もあります
寝ぐずりや夜泣きに困ったら、活動時間を見直してみましょう
ー 赤ちゃんと子供の活動時間 ー
睡眠お助け・便利アイテム
遮光カーテン/blackout curtains
暖色系の薄暗いナイトライトや間接照明/night light(夜のお世話に)
ホワイトノイズやブラウンノイズのアプリや機械/white noise sound machine
ベビーモニター/baby monitors
防水加工のマットレスやシーツ/waterproof mattress pads, covers
室温・湿度計/room thermometer, hygrometer
ねんねのお友だち/loveyにしたい小さなタオルなど(一緒に寝るのは1歳を迎えてから)
おしゃぶり/pacifiers
執筆者:シェラット実穂 IPHI妊婦と乳幼児の睡眠コンサルタント
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定期的に「授乳&睡眠サポート会」の開催も予定しております。
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