★【Webook of the Year】1年の振り返り
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■ Webook of the Day
□□□ http://webook.tv
■ Shinnosuke Matsuyama
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------------------ 2023.12.31 ----------------------------------------------
一年を「本」で振り返って見ました。2023年に出会った素敵な本を
ふたたびご紹介。自分でも、へぇ〜って思ったりするのは、
年々、さまざまな事が新鮮になるからでしょうね。笑
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■【定年の壁のこわし方】~自分名刺を!
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|田中靖浩/著
|マガジンハウス|2023年1月
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フリーランスとして、雇われない生き方(上司の命令が全てじゃない生き方)をするには、「自分の売り物」と「買ってくれるお客様」が必要です。それが何か、今の会社で働きながら真剣に考えて、行動していくのが大事でしょう。その上で、まずは「自分名刺」を作ろう!と説きます。
自分が提供できる価値を端的に(できれば面白く)伝える言葉が「職業」。これは、意外に難しいかもしれません。ちなみに私は、”てんとう虫(点灯虫)の旦那”です。関わる人の心に火を灯す仕事。てんとう虫のサンバ世代の人は笑ってね。笑
定年後、フリーランスとして働けるためのヒントをいくつか。
* 最低3人のお手本(師匠)をみつけて、コバンザメ作戦(お手伝い作戦)を敢行する
* 自分が主催者で勉強会やセミナーを3回は開く
* 自分の商品カタログをつくる
* 小額でもいいので3カ所からお金を稼ぐ(会社以外に2つ稼げばいいね)
2024年、あなたも飛んでみましょう。
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■【LIFE WORK DESIGN】~ポータブル
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|岡本祥治/著
|プレジデント社|2023年4月
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定年延長などの動きもある一方で、働き方は「企業依存型」から「個人主体型」へ大きく変わってきているようです。
ポータブルスキルという言葉も当世流行りですが、そもそもスキルは、企業に紐づくものではなく、個人に紐づくものである、と著者は言います。
仕事力=持てるスキルx経験 (岡本さんの定義)
IT人材のように高度なプログラムができるとかなどのわかりやすいスキルだけでなく、「安定したコミュ力、堅実は計画性、平易な言葉遣い」などなど、当たり前と思われそうなビジネスパーソンの基礎的能力も、見方を変えればかけがえのない価値になるかも。外に飛び出せば、あなたのスキルは宝石になる。「場所や業態、組織形態によっては、のぞから手が出るほど欲しい能力、スキル、経験になりえる」と著者。
したがって、自分の持てるスキルとは何かを、再定義してみるのもよいですね。
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■【栗山ノート】~これも吉兆か!
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|栗山英樹/著
|光文社|2019年10月
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素敵な言葉を拾っておきましょう。
「一日は一生の縮図なり」~哲学者・森信三の言葉。
2018年春季キャンプへ出発する飛行機が、故障で2時間もおくれたそうです。このことをどう受け止めたか、ものごとをどう捉えたかというエピソードにまつわる言葉。栗山監督は「選手とスタッフを安全に目的地へ届けてもらうために、この2時間は必要なものなのだろう」と受け止めました。その日のノートには、「これも吉兆か」と書いたそうです。日々、一瞬一瞬の積み重ねが、すなわち一生ということですね。その一瞬にどう対処するか(反応するか)は、結局のところその人の一生をきめるのでしょう。
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■【否定しない習慣】~無自覚の否定?!
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|林健太郎 /著
|フォレスト出版|2022年12月
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実際のところ、多くの人は、「自分が誰かを否定している」という自覚がないことが多い。それどころか「相手のためを思って伝えたこと」だと口にすることさえあります。にもかかわらず、相手に「否定」だと受け取られ、人間関係を悪くするケースが多々あります。実際、多くの職場でも家庭でも、また楽しいはずの遊びの場でも、そんなシーンを見かけます。無意識の否定、あるいは、無自覚の否定です。
否定ばかりされると、怒りの感情が起こります、次から口もききたくなくなります、結局、信頼関係にヒビがはいります。
一方、否定されないと、ポジティブな感情になり、もっとコミュニケーションをとりたくなります。結果、信頼関係も醸成されます。
この本で、大いに反省すると同時に、よいコミュニケーションへの光を感じました。
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■【プロセスエコノミー】~できる前に売る
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|尾原和啓 /著
|幻冬社|2021年7月
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「プロセスエコノミー」とは耳慣れない言葉かもしれません。「アウトプット(プロダクト)エコノミー」と対比をすると分かりやすいでしょう。これまで私たちは、何かの製品、サービスを完成させて、それから、それを売ることで利益を得るというのがビジネスや経済の基本だと捉えていました。
しかし、今、私たちの周りでは、完成後のプロダクトだけではなく、完成するまでのプロセスをもビジネスにする動きが出ているのです。それを「プロセスエコノミー」と本書では言っています。
例えば、クラウドファンディングがわかりやすいですね。クラウドファンディングは、今ではずいぶん一般的になってきましたが、新しい商品やサービス、あるいはイベントを生み出すために、まだ何もない段階から、「なぜ、それをするのか」「何のために作るのか」「誰を助けるためのものか」などを共有し、共感を得る人から支援や資金(売上)を得ていくしかけがクラウドファンディングです。まさにプロセスエコノミーの一つのあり方です。バーバキューもしかり。お金を払った人が料理をする。笑 面白い視点が本書にあります。
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■【人を追いつめる話し方 心をラクにする話し方 】~太陽上司だ
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|ひきたよしあき /著
|日経BP|2022年2月
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イソップの北風と太陽の寓話になぞらえ、北風上司(強引に押し付ける)と太陽上司(温かい言葉でやる気にさせる)を対比しながら、日々のコミュニケーションで気をつけるべきヒントを紹介しています。例えば、10人分の資料をコピーして、隅をホチキス留めして太陽上司に持っていく。すると太陽上司はこう言う。「ホチキスが同じ位置にピシっと決まっていて、気持ちいいね。○○さんは、仕事がいつも丁寧だ」ただそれだけなのに、仕事を認められた気持ちになって嬉しくなる。
部下や後輩が何かをしたら、すぐに褒める。しかも、過去と比較したりもしない。「今やったことを」をさっと褒める(感謝する)だけ。爽やかな風が吹くような感じになる。コピーでも、メールでも、普段の仕事の中で「あっ、ちょっといいね~」と思うことがあっても、それをわざわざ口に出さない人は多いことでしょう。そこをあえて、爽やかな言葉で感謝や称賛を送る。太陽上司の真骨頂でありましょう。
本書は、我が身を映す鏡として活用できると思います。(自戒を込めて)
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■【仕事の技法 】~深層対話力!
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|田坂広志/著
|光文社 |2016年1月
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本書では、「さすが、あの人はプロフェッショナルだ」と言われるための重要なヒントが書かれています。
ビジネスは、結局のところ、人と人との対話に始まり、対話で終結します。その時、コミュニケーションの取り方といったノウハウレベルではなく、深い対応力こそが求められます。
田坂さんは、それを「深層対話力」と呼んでいます。 「深層対話力」とは、相手の視線、表情、雰囲気、仕草、動作、振舞い、声のトーン、言葉のニュアンス、そして、人柄や性格などから、その「言葉以外のメッセージ」を感じ取る力のことです。 この「深層対話力」は、いかにして身につけられるか、知りたいところですね。一つめは「直後の反省会」です。2つめの技法は、「深夜の反省日誌」とよばれる、深い内省の技法です。
2023年、あるプロジェクトを進めるのに本書を改めて読み返しました。
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__《 お薦め度? 》_______
★★★★★ + 2023
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■ 新刊・既刊の応援!(こんな本もお勧め!)
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フリーランスの生き方働き方から、知っておくべきお金のこと、老後のこと、各種社会保険制度や法律などを解説。
▼「栗山ノート2」〜 https://amzn.to/3ZoTG8J
WBCの舞台裏、緊急出版ですって。
▼「犬が看取り、猫がおくる、しあわせのホーム」〜 https://amzn.to/3PriCHR
盲導犬クイールの一生を書いた石黒さんの渾身の作!
▼「君が校長をやれば」〜 https://amzn.to/46i97le
私立福岡女子商業、30歳の校長先生の教育改革!
▼「田坂広志 人類の未来を語る」 〜 https://bit.ly/3NzoTR9
欧州最高の知性、ジャック・アタリ絶賛の書!
▼「死は存在しない」〜 https://amzn.to/3SoeCrp
宗教と哲学の間にある溝を埋める光!
▼「子どもたちに民主主義を教えよう」〜https://bit.ly/3PY65vs
大人も学びたい民主主義です。
▼「心理的安全性を高めるリーダーの声かけ」〜https://bit.ly/3Xf1BE3
心理的に安全な職場つくり。大事ですね〜
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■■ 2024 New Year Resolutions
2024年は70になります。あと30年のために
次のような来年の抱負を用意してみました。🎵
・UFSー腕立て腹筋ストレッチを毎日するー70
・テニスに週一参加する ー
・ベッドメイクをすぐにする ー 70
・ゆめたねラジオ(千葉)に応募する ーー 70
・HKD15のマスターをやる ー70
・シン100冊倶楽部継続する ー
・ジェイカレッジ99.9を企画する ー
・TED Expを企画する ーーーーーーー
・いつかはFを面白くする ーーーーーーー
・岐阜へ3回はいく ーー
・人吉へ毎月いく ーーーーーー
・阿蘇にいく ー
・島原にいく ー
・桜美林を卒業する ーーー
・久留米にいく ー
・三重県にいく ー
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発行:松山真之助 ( hello@webook.tv )
発行所: まぐまぐ ID= 969
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