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会社の軸 | 定款の作成手順を調べてみた

前述

はじめに

会社を立ち上げるとき、「定款を作成し認証を受けることが必要」ということを知り、最初は何から始めれば良いのか全く見当がつきませんでした。法人化を目指している方なら、同じ悩みを抱える人も多いのではないでしょうか。私自身も、いくつかの情報源をもとに少しずつ理解を深め、なんとか道筋が見えてきました。

今回は、定款の作成手順について調べた結果と、自分が実際にどのように進めているかを共有したいと思います。少しでも参考になれば幸いです。

定款の作成に必要なもの

まず最初に気になったのが、定款には何を記載する必要があるのかという点です。いくつかの資料を調べてみると、定款には会社の基本的な情報や運営ルールが記載されることがわかりました。主に必要となる項目は以下のとおりです。

会社の目的

会社がどのような事業を行うかを明記します。事業内容はできるだけ幅広く書いておくと、後々新しいビジネスに取り組む際に定款を修正する手間が省けます。

商号(会社名)

会社名は「ZetLinker」に決定していますが、これは法人名として非常に重要な要素です。会社のアイデンティティを表すものですから、しっかりと決めたいですね。(私は2週間くらい考えました)

本店所在地

 法人の住所を決める必要があります。私は将来的にはレンタルオフィスを持ちたいと考えていますが、最初はバーチャルオフィスを利用することになりそうです。
実際のオフィスを持つコストはまだ考慮する必要がありますが、志木市周辺で一時的に貸してくれるシェアオフィスが見つかれば良いなとも思っています。

資本金の額

設立時の資本金も重要です。私は少し慎重に設定するつもりですが、事業規模や今後の展望を考慮して決めます。
設立時の取締役: 設立時の取締役を決定します。私は自分自身を取締役に記載することになります。

事業年度

会計年度を設定します。これについてはメリットやデメリットがあるため、後ほど詳しく触れます。

テンプレートの活用

次に、定款をどう作成するかについて考えました。正直、ゼロから定款を作るのはハードルが高く感じたので、まずはテンプレートを利用して進めることにしました。そこで選んだのが、マネーフォワードの定款テンプレートです。このテンプレートは非常にわかりやすく、必要な項目を順番に埋めていけば自然と定款が完成するような構成になっています。初めての法人設立でも安心して進められるツールです。

電子定款と紙の定款

定款の作成には、紙の定款と電子定款という2つの選択肢があることを知りました。調べてみると、電子定款を利用するほうが圧倒的にコスト面で有利だとわかりました。例えば、紙の定款だと印紙代に4万円かかりますが、電子定款ではそれが不要です。

さらに、紙の保管や管理も将来的には手間がかかります。一方、電子定款はデータとして保存できるため、場所を取らないだけでなく、セキュリティ面でも安心です。結論として、私は電子定款を選択しました。電子署名が必要ですが、これも事前に手配しておけばスムーズに進められるので、導入を進めています。

定款の認証と費用

定款を作成したら、公証役場で認証を受ける必要があります。これが会社設立の重要なステップです。電子定款の場合でも、認証手数料として約5万円がかかります。また、定款の謄本を取得する際には別途2000円〜3000円程度の費用が発生します。

費用面ではやや高額に感じますが、法人設立には欠かせないプロセスです。しっかりと準備を進め、スムーズにこのステップをクリアしたいと思います。

住所問題 – レンタルオフィスかバーチャルオフィスか?

本店所在地として、住所をどうするかも重要な課題です。私は、最初はバーチャルオフィスを活用する予定ですが、できればいずれは実際に使えるレンタルオフィスを持ちたいと考えています。自宅を使う手段もありますが、住所が公開されるためプライバシー面での懸念があり、ビジネスの成長とともにレンタルオフィスへ移行したいです。

さらに、もし埼玉県志木市周辺でシェアオフィスを短期間貸してくれる方がいれば、ぜひお話を伺いたいと思っています。地域に根ざしたビジネスを展開する上で、実際の拠点を持つことは信頼性向上にもつながると考えています。

事業年度の決定

事業年度をどう設定するかも、会社運営においては重要な決断です。多くの企業は4月から3月までの年度を採用していますが、年度の決め方にはメリットとデメリットがあります。例えば、決算期が繁忙期に重なると業務が非常に立て込んでしまうことが考えられます。

自分のビジネスにとって最適な年度を決めるために、いくつかの基準を考慮しています。取引先の決算期に合わせるか、自分の業務が比較的落ち着いている時期に決算を設定するか、まだ検討中です。この点については専門家にも相談しつつ、慎重に決定したいと思います。

最後に


今回、定款の作成について詳しく調べたことで、法人設立に向けた大事な一歩を踏み出すことができました。まだまだ学ぶべきことはたくさんありますが、少しずつ知識を拡充しながら、次のステップに進んでいきたいです。

今後もこのプロセスを皆さんと共有し、進展があれば情報を発信していけたらと思います。最後まで読んでいただき、ありがとうございました!これからも一緒に成長していきましょう。

Thank you


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