緑の傘と子供だった頃の僕
今日は朝から雨が降って憂鬱なスタートですね。
これを読んでくれてるあなたは雨がすきですか?
何となく窓の外を眺めているうちに、ふと昔のことを思い出したんですけど子供の頃は雨の日、こんなに気持ちが沈むことなんてなかったんですよね。
母が買ってくれた緑の傘、今でもよく覚えている。4歳くらいの時かな。
小さな手でその新品の傘を握りしめて、外に飛び出した日のこと。顔にポツポツと雨が当たる冷たさも、当時はただ面白くて、雨が降るたびに新しい冒険が始まるような気がしてた。特に大きな水たまりを見つけた時なんて、迷わず足を突っ込んで、水が跳ねる感覚を楽しんだものだ。
今はどうだろう?大人になった今では、雨が降るとなんとなく気持ちが下がってしまう。外に出るのが億劫だったり、濡れるのが嫌だったりして、子供の頃のように純粋に楽しむことは少なくなった。でも、ふと思い出すんだ。あの緑の傘の下、雨の日がちょっとした冒険だったあの頃を。
あの頃、僕は雨が嫌いじゃなかった。むしろ、雨の日は特別な時間だった気がする。今ではただ通り過ぎるような雨の一日も、子供の頃はもっとキラキラしてたんだなって、そんなことを思い出しながら、今日は窓の外を見ている。
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