大学生活でやっておくべき5つのこと

大学生になって、いかがお過ごしでしょうか。
大抵の新入生の方は、過ごし方に迷われているのではないでしょうか。

学生時代の過ごし方が、社会人以降の人生に反映されます。つまり、学生時代を粗末にすると、就活で失敗します。

努力しても報われるわけではありませんが、やはり人生は努力をしないと必ずどこかで報いを受けるようにできています。

学びから退いた学生に社会は思ったより厳しかったし、そこまで自分は優秀で器用な学生ではなかったというのを日々感じることになるでしょう。

かくいう自分も、無気力なポンコツ大学生でした。就活から第二新卒までの間に、ツケを払わされ、報いを受けるような災難に遭い、現在に至ります。
とても正しい未来、自分だとは思っていません。

以下の5個を意識していれば、ここまでは落ちぶれなかったでしょう。
本記事は、大学生活に失敗しない方法を紹介します。


①付き合う友達は選ぼう

大学には、全国から色んな人が集まります。
浪人をしたり、1度社会人になってから入学をした人もいます。

そこで、付き合う友達は選びましょう。

自分と同ジャンルの資格取得や就職を目指す仲間。

高校時代を共に乗り越え、同じ大学の他学部に進んだ幼稚園からの親友でライバル。

将来は迎えにいって、結婚したい。この人に認められる男になる!と思えるような素敵な女性。

自分に良い刺激・経験を与えてくれる頭の良い先輩。

2年生以降には、自分では考えもしないアイディア・感性を持つ後輩にも出会うことでしょう。

こういう人たちと、よく学び、よく遊んで、大切にしてください。

自分をサボらせるような人や、陽気でノリが良いだけの人、変な勧誘などをしてくる人とは関わらないようにしましょう。
一緒にサボっても、その人は自分の単位や内定を保証してくれるわけでも、責任を取ってくれるわけでもないです。

自分を高めてくれる人、奮い立たせてくれる人、応援してくれる人、サボらせない人。
そういう人たちと、1日1日を大切に、将来に備える準備をしてください。

②所属先を決めよう

サークルは1年生までに3つ入ろう

サークルはたくさんあると思います。
勉強をするサークル、楽器を用いたサークル、本当にテニスやサッカーをしているのか疑わしいサークル。
他にも写真、グルメ、演劇、登山、ボランティア・・・いろいろあります。

しかし、サークルに入れるのは1年生、遅くても2年生の勧誘の時までです。


2年後期に代替わりして新しいリーダーや役員が決まりますし、3年後期には就活に備えてほとんど引退、出番がなくなります。3年生以降から入ろうとしても、なかなか馴染めずに終わってしまいます。

系統はなるべくバラバラで、3つくらい入るのが理想です。
人数や男女比はあまり気にしなくていいです。

楽に単位が取れる講義・教授を教えてくれたり、レジュメや過去問をグループラインで共有してくれたりするので、学術系サークルは入っておいて損はないと思います。

ゼミ・研究室は任意なら入らなくてもいい

ゼミ・研究室は、任意なら入らなくていいと思います。

もちろんそのゼミの内容が志望企業・職種に関するものであったり、ゼミの教授のコネで就職しやすかったりするなら、全力でやった方がいいと思います。

ただ、大抵の場合は「研究内容」と「卒論」は新卒就職・大学卒業するまでしか使いません。卒業してから卒論が仕事に活きたり、転職活動で活かしたりすることはそうそうありません。

卒論制作は長い時間と膨大な手間がかかります。
中間報告・提出を何度もして、そのたびに教授に添削指導を受けます。人によっては、授業に出ながら就活をしながら、卒論制作をすることもあります。

しかも提出期限までに間に合わなかったり、出来が悪くて落第も珍しくないので、卒業ギリギリまで、留年や内定取り消しのリスクがつきまとうなんて気持ち的に嫌だと思います。

卒業するときまでしか使えない卒論に時間と労力を割くんだったら、内定先や転職で活かせる資格を身につけた方がよくないですか?
資格は卒業後も使えます。


ゼミで勉強して、卒論を作っている約1~2年間があれば

  • 簿記2級やFP2級

  • TOEIC600~700

  • 宅建士

  • 登録販売者

  • 基本情報技術者

  • 行政書士

  • 社会保険労務士

学生のうちにこれらの資格を持っていれば、社会人数年後の転職や独立に適した年齢の頃に

  • 簿記やFP1級

  • TOEIC800~990

  • 不動産資格トリプルクラウン

  • 応用情報技術者

  • 税理士

  • 司法書士

  • 公認会計士

更なる上位の難関資格を取って、希望する生き方・働き方も夢ではありません。それに、本気で勉強した経験は一生の思い出になります。

③資格を取ろう

難関資格を1つは取ろう

新卒就活では、資格はあまり評価されませんので、ほとんど無資格のままで就職してしまう人が多いです。確かに、最初の数年間は、新卒という身分や若さ、人柄などという言葉で乗り切っていけます。

しかし、ある程度の年齢を迎えた頃には「壁」のようなものを感じるようになります。今より先のステップへ成長するためには、経験だけでなく、専門的な知識や資格が必要になると感じるようになります。

実際、学生〜若手時代に無資格で過ごしてきて、30代になってから、いきなり資格試験に勤しむ人がとても多いです。

その道のプロとして、何年間か経験があるのに資格を持たないことで、キャリアアップができなかったり、恥と感じることがあるからです。

学生のうちは、資格を取る体力、気力、時間が充分にあります。
また、多額の学費と4年間の時間を与えている親御さんとしては、いくら難しいと言っても資格の1つや2つ取って欲しいものです。 

資格があるのとないのでは、そもそも働く人間としての目線と役割が異なりますし、得られる経験や待遇まで変わります。年齢相応になって資格がないことが恥と感じるようになったり、上司から取得を迫られることも出てくるでしょう。

資格があることを妬んだり、敬遠されたりするようなこともあります。資格さえあればいいというわけではありませんが、難関資格を取れるぐらいの、自信と勉強の習慣は、身につけてほしいです。

運転免許を取ろう

普通免許は大学2年生くらいまでに取ってください。

基本的に就活では未経験・無資格での募集が当たり前ですが、地方の就活や自動車業界などでは「内定式までに第一種普通運転免許(MT免許)を取得」と入社条件に書いてある企業が多いですし、レンタカーや家族の車を借りて出かける機会が増えるからです。

場合によっては「就活の時期になっても免許も取れないような人、取ろうと思わない人は非常識なので内定は出したくない」と考える企業もあります。
営業車を運転させるケースもあるので致し方ありません。

就活の時期になって、30万円くらい払って自動車学校に通ったり、半額程度でも詰め込みの数週間の合宿に行ったりして免許を取るのは大変です。
本来なら高校生のうちに取ってもいいくらいです。

幅広い分野にスキル・知識を身につけよう

正直、大卒の新卒就活は本当に理不尽で苦戦します。
文系だと結局のところ、ほとんどが営業職で、入ったところで・・・です。

全然入りたいと思えるような企業・業種が見つからないかもしれません。

大抵の人は、運とかご縁とか適当な理由で何十社も落選して、第一志望とは程遠いところに入っていきます。

地域によりますが、都会の学生であったり、大企業を目指す学生は、就活は2年生後期~3年生前期くらいから始めます。終わりは4年生の4月~6月、遅ければ10月くらいまでかかります。

何十社も落ちてようやく内定が出た会社に、妥協に妥協を重ねて、出社前に吐いてしまうくらいに我慢しながら仕事をするくらいなら、バイトしながら副業を伸ばした方が良いと思います。

60社目でようやく内定取れても・・・
第60志望ですよ?

少なくても志望度や興味関心が高い会社・仕事なわけありません。
 
そんなところに行くぐらいなら

「志望度の高いところから内定が出なかったら、最悪コレで食っていく」

と強気に言えるようなスキルを身につけましょう。

プログラミングやWEBライティング、WEBサイト制作、動画・画像編集などのスキルがあれば、不本意な内定先を蹴って、自力で顧客・売り上げ獲得もできます。

法律、不動産、金融、経営、会計、心理学、IT、マーケティング、WEBライティングなど、学ぶべき学問はたくさんあります。
俺はこれらのほぼ全ての基本書レベルの知識や資格を、大学卒業後に独学で身に着けて、多少戦えるようになりました。

正直運とかご縁とかで決まる就活に時間と労力を割くくらいなら、こういったスキルを身につけることに割いたほうが良かったと思います。

まぁ・・・新卒で入った会社で大人しく謙虚に働いていたほうが簡単でマシで立派だったとも思いますけどね。

④アルバイトをいっぱい経験しよう

将来を意識したバイト選び

大学生なら、アルバイトはなるべく若いうちにした方がいいです。

  • 時給や勤務時間帯などが自分の希望に合う

  • 興味がある職種、企業、業種

  • 経験、スキルが身につく

  • 人間関係や職場の雰囲気が良いモノ

こういった基準で選ぶのがオススメです。

なるべく楽なもので選びがちですが、アルバイトで働く期間は学生のうちしかありません。というか卒業してからもアルバイトで働くような事態は極力避けたいものです。

何度も転職するわけにもいかないですし、世の中の企業・仕事を知れる良い機会なので、色々なアルバイトを経験してみましょう。

飲食店なら、特に居酒屋やファストフード店だと、忙しい雰囲気のなかでも職場の人やお客さまとのコミュニケーション能力や料理スキルが身につきます。
就活でよく言われる「コミュニケーション能力が大事」この言葉の本当の意味が分かると思います。

家電量販店やホームセンター、ドラッグストアなら、商品の知識や販売力が身につきますのでブログで紹介して、アフィリエイト収入を得ることも期待できるでしょう。

コールセンターで働けば、電話をするということに慣れますし、将来の自分の買い物をするときにも役立ちます。臆せずに電話対応ができるというのは、社会人として強みとなります。

⑤恋愛の遅れは、人生全ての遅れを取る

恋愛経験がないのは人としてヤバい

大学生は恋愛を楽しみましょう。

特に、高校生までに恋人がいたことがなく、恋愛経験がない「アレ」の人は、何よりも優先しておきましょう。1年生の夏休み前のうちに解決しておくべき最重要課題です。

あなたの恋人になろうというレベルまで、1度も異性に認められた経験がないという事実自体が深刻です。1人の人間として能力やコミュニケーション能力、人間性に問題があると思ったほうがいいです。

若いうちに恋愛で得た知識、経験、能力、思い出そして自信は、どんな難関資格や大企業の内定にも勝る宝物です。

恋愛や結婚に興味が無いことを否定しませんが、自分には恋愛できないからと、強がりで興味が無いというのはやめましょう。一通り経験してみてそれでも違うなと思ってから興味を失ってほしいです。

恋人は大秘宝です。
この世の全てがそこに詰まっています。

学業、スポーツ、名声・・・彼女ができない以外のほとんど全てに勝利・成功しても、心が満たされなかった俺の結論です。


俺も、彼女だけはなかなかできずにいました。
いつも最後まで残した夢でした。

先輩・友達も、紹介した人としての信用が下がることを恐れて、女性を紹介してくれません。

先輩に告白しても
「彼女いたことないんでしょ?」
と言われて振られたこともあります。

勉強も資格試験も、就活さえもそっちのけで彼女作りに明け暮れていたのに、ほとんど成果を得られませんでした。

一応21歳の夏に一定の成果を収めることができましたが、彼女との将来のためにも頑張ろう、という気持ちが湧かず、大学時代後半はモチベーションが常に欠落していました。

恋愛の遅れは、人生全ての遅れを取ります。

まとめ 諦めながら生きるな

大学生は基本的には4年間あります。

しかし、就活やインターンなどで忙しく、「大学生」と言うより「就活生」として過ごす期間もあります。みなさんが思い描くような大学生活を送れるのは精々、2年~2年半くらいです。

「ガチれば余裕」なんて思っちゃダメです。
しばらく本気を出す必要もなく、怠惰に過ごしてきて、高校時代ほどの体力も気力もなくなったあなたは、恐らく本気の出し方も続け方も忘れています。

「どうせ社畜、文系なんてどうせブラック企業の営業職」とも思っちゃダメです。そう思っていると、ブラック企業の営業職すら就けなくなります。

本当に優秀なら企業や省庁に入ることなく、自分で起業・開業して、学生のうちから数十万・数百万と稼いでいくこともできます。

1日1日を大切に、謙虚に、努力を忘れずに過ごしてみてください。

それができるだけの時間と体力が大学生にはあるのです。
諦めながらは生きないでください。


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