ケガ予防:試合直前の練習はケガの要素が潜んでいる(第26号2023/4/25)

こんにちは。インストラクターChiakiです。
今日のテーマは、ケガ予防です。

競技レベルが上がるにつれて練習量が増えたり、試合前の直前は練習時間が長くなったりすると、どうしてもケガをするリスクは高くなります。
せっかく目標にしていた試合を前にケガで欠場・・は、とても残念でなりませんので、ケガを予防するためのポイントを押させておいていただけたらと思います。


同じ動作の繰り返しや、大きな負荷がかかる動きのある競技については、練習しすぎて感じる「痛み」が少し変化してきたなと感じたら、それ以上の練習を継続しないほうが良いです。

腱や靱帯は、ケガをしてから完治するまでに時間がかかるというのを聞いたことがあるかもしれませんが、これは、筋肉に比べると血管がかなり少ないため酸素や栄養が行きわたりづらく、結果的に治るまでに時間がかかるといわれています。

痛い部分が腱や靱帯なのか、それとも筋肉なのかは判断しづらい場合もあると思いますが、関節周囲の痛みであれば腱や靱帯を傷めている可能性を考えて同じ動きの練習は、一旦止めておいたほうが無難です。


参考までにですが、わたしが傷めたケースでは手首の腱鞘炎はおよそ半年、肩の靱帯に至っては違和感が取れるまで10か月くらいかかりました。

痛いな・・と思いながらも多少練習はしたりするのですが、それでも、ふだんの練習量を10とすれば、痛みのある間は2~3くらいに押さえていました。



試合が近くなると、精神的にもがんばりたくなるし、練習であまり上手くいってない部分は何度も確認したくなると思います。
そういうときは、ぜひイメージトレーニングをおすすめします。

対戦相手がいるような競技の場合には、試合イメージを持つことがむずかしいかもしれませんが、「どこを意識したらよいか」「何に注意しなければならないか」など、ある程度想像できる部分についてだけでも実践しておくと本番で活きてくる可能性もあります。

イメージトレーニングも、通常の練習と同じく何度かやることで精度が上がってくるのでぜひ実践してみてください。
参考までに、イメージトレーニングについての具体的な方法を書いた記事のリンクを貼っておきます。ぜひ参考にしてみてください。

最後までお読みいただきありがとうございました。


もし気に入っていただけましたら、次回の更新もぜひ楽しみにお待ちいただけたら嬉しいです。