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#17 日常接している情報を意識する
現在、平日のうち何日かは別の会社のお仕事を手伝わせていただいています。
その会社でわりと目にするのがTSR(東京商工会議所)の信用情報。
毎日、数件、必ずどこかの会社が倒産する事実を知ります。身につまされると同時に「これが現実、目を逸しちゃいけない」という思いが交錯してついつい確認してしまいます。
もし、会社員のときにこの情報を毎日見ていたら、独立していたか?
そんな考えても仕方ないことも、つい考えてしまいます。
日常的に接する情報は、無意識のうちに思考や行動を形成する要素が潜んでいる。
普段接している情報の積み重ねが、プラスにもマイナスにも影響する。
できればプラスだけにしておきたいけれど、そういうコントロールは意識していても難しい。
そんなことをボンヤリ考えていたら、シェアハウスを巡る訴訟のニュースが流れてきました。シェアハウスを運営する会社はすでに破産申請し、銀行の融資審査では書類が改ざんされたなど、最近、話題になっているニュース。
「普通の会社員が億単位の融資を受けて、家賃収入でどうにかなる、って本当に思うものなのかな?」と被害者の方にはちょっと悪いですが、心の中ではそんな風に思っていました。
けれど、冒頭に書いたように、普段接している情報に「数字」に関わる情報がなければ、「おかしい」と気づかないものなのかもしれないと思い直しました。
考えてみたら私は小さい頃から「数字」が身近でした。
母の仕事の都合で、小さい頃は近所の保育園ではなく別の幼稚園に通っていました。しかし、小学校に上がるときには近所の小学生と同じく、村に1校だけの小学校に通うことになります。
周りはみんなそれぞれが顔見知りでお友達同士。私だけ新参者。いじめられたりしないかと心配した母が、学校の近くの珠算教室に通わせたのをきっかけに、私はそろばんの面白さにのめり込み、小学1年から中学2年までそろばんをつづけ、珠算・暗算ともに段位を取るくらい好きでした。
その流れから高校も商業高校へ、簿記の2級は高2で取得(と言っても当時の2級は今よりずっと簡単です)。大学は経済学部、その後に会計士の勉強、仕事も経理や財務、コンサル分野も経営関連。
こんな感じで、何らかの形で数字が身近にあったので、件のニュースは「そんなことありえない」と思ってしまうんだろうな、と感じました。
逆に言えば、私自身が無頓着な分野について、何か「ちょっといい話あるよ~」的なことを聞いたら、アッサリ騙されてしまうのかも。
前々回も本物?偽物?みたいなややネガティブな話題で、今回もなんだか似たような話題になってしまいました。
なにか最近、疑り深い情報があったということではなく、普段接している情報は、たまにはちょっと意識したほうがいいな、と思った話でした。
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