【10/21~10/27】WEB3 x 地方創生の最新事例紹介
地方創生×WEB3・NFTの新たな活用事例は毎週のように更新されており、すべてキャッチアップする時間がない!!
そんな方に向けて、このnoteではWEB3×地方創生の最新事例・注目事例を毎週更新していきます。
10/28 更新の注目プロジェクトをチラッとご紹介
①愛媛県:アニメ聖地でのARスタンプラリーにNFT活用
劇場アニメ『がんばっていきまっしょい』の公開を記念し、愛媛県松山市でARスタンプラリーが10月25日から実施されます。このイベントでは、松山市内の観光スポットを巡り、主人公たちのキャラクターが登場するAR体験が可能で、6つの指定スポットを回るとオリジナルNFTが贈られる特典が用意されています。
NFTは作品の記念としてデジタルで残るもので、参加者は「XR City」アプリを通じてAR映像やオリジナルボイスも楽しめます。さらに、松山城などのエクストラエリア3か所では、限定のキャラクター掛け合いも体験でき、特別な巡礼体験を提供します。この取り組みは松竹やNTTコミュニケーションズ、メタ中島コミュニティとの協力で実施され、地域活性化を図るとともに、観光客やファンに向けた新しい形のデジタル体験を推進します。
②山形県:米鶴酒造での特別体験をNFTとして販売
TIS株式会社と合同会社SAKEXは、山形県の米鶴酒造と連携し、Web3技術を活用した「トークン活用型ブランディング支援サービス」を用いた日本酒体験の実証実験を発表しました。この実験では、米鶴酒造の日本酒「米の力 特別純米 亀粋」と特別体験をセットで販売し、購入者にはトークン(NFT)が発行されます。このトークンは、特別体験参加時に提示するデジタルチケットとして利用され、イベント後には「ファン証明トークン」として保有者の特別な関係を証明します。
体験内容には、米鶴酒造社長との限定ディナーが含まれ、初しぼりの日本酒と山形産食材のペアリング料理が提供されます。さらに、ファン証明トークン所有者には周辺観光施設での特典も予定されており、地域経済の活性化も目指しています。この実験は、伝統的な製品をデジタル化し消費者との継続的なつながりを築く新しいブランディング手法として注目されています。
③サステナブル食品の購入権利をNFTとして販売
SUSHI TOP MARKETING株式会社は、JR東日本グループとの共同プロジェクト「Tohoku RICE TOKEN」を開始し、環境に配慮した農業支援と持続可能な社会の実現を目指した取り組みを行います。このプロジェクトでは、バイオ炭を使用して栽培されたササニシキ米(2kg)と日本酒(4合)のセットを販売し、購入者には環境配慮の証明としてNFT「Tohoku RICE TOKEN」が付与されます。NFTはデジタル証書として、購入者が受け取り時に提示することで商品を受け取る仕組みになっており、20種類のデザインからランダムで発行されます。
商品の詳細
商品内容:環境に配慮したササニシキ米(2kg)と日本酒(4合)のセット
販売価格:4,970円(税込)
販売数量:限定200セット
販売期間:2024年9月3日~10月20日(完売次第終了)
お米の受取期間:2024年11月25日~29日
日本酒の受取期間:2025年9月予定
受け取り方法:NFTを現地スタッフに提示して商品を受領
このプロジェクトには、バイオ炭の活用を通じて温室効果ガスの削減と地域の農地保護への貢献が期待されており、将来的には「Jクレジット」の認証取得も目指しています。
終わりに
ここまで読んでいただきありがとうございます!
「貢献/貢県」を可視化するマップ「デジさと」では、自治体さまや事業者さまとその地域ならではの資源を活用したNFTの販売、ふるさと納税NFTの販売プラットフォームです。
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